2019年現場まとめ

2018年の現場まとめが前半で止まってるけど許してやったらどうや。

今年は改元という区切りがあったのでなんだか1年が余計に早く感じたような気がします。

 

今年も楽しかったな!という振り返り。

 

1月

 

テニミュ四天公演

大阪公演。小春ちゃんが面白すぎて1幕はずっと笑ってた記憶。あのテクニカルな動きを面白くできるのすごいと思う。

謙也と白石の「勝ったモン勝ちや」「せやな」って会話は何回聞いても“いい”ですよね…。

財前のことかわいいと思いたくないのに抗えなくて悔しかった。喋り出すと止まらなくなるので割愛します。

 

超ピカイチ!

名古屋公演。いろんな人に見て欲しくて個別に記事も書きました。ブログ見て行ったよって言ってくださる方がちらほらといて嬉しかった。

言葉の及ばない世界の話なので感情を纏めるのが難しい。どうやって記事書いたんだ?(読み返せ)

今まで浴びたことのない種類のエンタメで、何もかもが光を放つようでした。

 

186cmの大男に対してあそこまでの庇護欲が湧くこと流石にもうないんじゃないでしょうか。

 

良く考えたらこの頃から既に化粧に狂ってたな…と今思いました。

お化粧もお化粧品も大好きなのでそりゃ好きな俳優がバチバチにメイク決めてたら狂っちゃうんだよな。

 

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厳密に言うとお花出したの去年か?と思ったけど名古屋公演のみ受付してたので今年のことでした。

本名で出すとSNSに載せにくいし、メシアで出したら気持ち悪いし、ファンよりはどことなくむず痒いので無記名にしてしまった。来年の目標は「変な自意識を持たない」、「好きな俳優に怯えない」。メシアです。なんの話だよ。

 

FGOバビロニア

叡智の結晶。これも個別に記事を書いたので詳しくはそちらを。今年いちばん…というか今まで観た舞台の中でも5本の指に入る。

演者も脚本も演出も音楽も振付も何もかもが最高だった。

 

開演前に表示されるロード画面を模した用語集や、要所要所で流れるゲーム内の音声が「FGOの世界に入り込んでいる」という感覚を与えてくれて、満足度がすごく高かったです。

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結構頑張ってネイルチップと親指のパーツ作ったけど特に日の目を見ることがなかったので今見てください。

 

D-room 12

山﨑さんがアラケンさんとゲストで呼ばれた「トラベルモードの回」にお邪魔しました。

何回行っても(2回目だけど)神に飴ちゃんを配られる状況にビビってしまうよな。

 

昼イベントで夜はFGOの本番ってスケジュールにマジかこの人?と思ったけど山﨑さんの仰っていた「分刻みのスケジュールをこなす俳優になりたい」という夢に近づいているのだなあと勝手に感慨深くなったのを覚えています。

 

4月

服用し始めた薬の副作用がキツく、2,3月は舞台の現場もなかったので家でおとなしくしてました。この頃良く生きてたな。

ヒロステ東京公演は3月だったかもしれませんが行ってないので覚えてないです。

 

薄ミュ風間篇

去年の土方篇が正直マジでつまんなかったのでビビってたんですが(というかあの話を舞台でやるの無理がある)、蓋を開けたら素晴らしかったです。

まさか水石くんと山﨑さんが共演すると思わなかったので発表があったときはすごく嬉しかったです。

水石原田かなり評判が良かったし個人的にももっと見たかったので次の真改でキャスト変わっちゃうの残念。

 

京都劇場の2階から観た景色が本当に絵画のようで、舞台って役者が入って完成する芸術なんだと感銘を強く受けました。美しかった。

 

沖田を演じているときは特に、視線や動きを音にハメてキメてくれるのがめちゃくちゃ上手い人の太鼓の達人プレイ画面を見ているように気持ちよくて大好き。

前回なかった池田屋のシーンがあったのも嬉しかったです。巣食う病に思うように体が動かず、あまつさえ女の子に怪我までさせてしまった剣士の焦燥にいやその悔しがってる表情は万人に見せてくれ!!と思いました(大抵見切れじゃないと見えなかった)。

 

「僕の名前を覚えておいて」と沖田が名乗りを上げるシーン。あとは死に向かうばかりの彼がそれでも新選組の誇りを胸に戦う覚悟を鮮烈に叩きつけられて、しばらく顔を上げられなかったなあ。

沖田篇観せて!!!水石くんを呼び戻して!!!

 

ヒロステ

続編うれし〜。これも掛け値なしにオススメできる舞台でした。何もかもが最高峰だった。

個別に記事を書こうと思ったら筆が感情に追いつかなくて、結局死柄木について書いたのみになってしまいました。

 

わたしはこのとき原作に触れたことはなかったんですが、それでも全てのキャストやスタッフの方々が原作を尊重し、大事に作り上げた作品であるのが如実に伝わってきたのが「愛する作品があるオタク」として嬉しかったです。

2.5舞台と一般舞台に何か差があるのなら、「原作に対する作り手の敬意」ただ一点であってほしいし、その上で原作を知っていても知らなくても楽しめる作品であってほしいなと思っています。一般でも原作のある舞台はたくさん存在しているし、そこを基盤としたものを差とするのもちょっと乱暴な気はしますが。

 

全部良かったな…と思う舞台、その内訳を語るのもなんだか無粋な気がしてとにかく良かった!観て!としか言えないんですが、わたしが相手を問わずオススメする舞台って実は結構少ないので、そこを判断基準にしてください(王族?)

 

 死柄木の、見ているだけでゾクゾクするような深い“悪”がとても好き。そこに存在して声を発したり指先ひとつ動かしたりするだけで今後なにかとてつもなく悪いことが起こるような予感を与えてくれるのがたまらなかった。あと普通にめっちゃ怖かった。

 

全然どうでもいいんですけどバーン!!って轟のカットインが入るシーンで人気キャラ・人気俳優の忖度だ!!!って大喜びしました(最悪)。

 

5月

山﨑さんバースデーイベント

今年も徳を積みました。

なんか最早お参りみたいな気持ちで行っている。ゲストの納谷くんとMCのかけやんと作ったコントの完成度がやけに高かった記憶。

 

チームパーティ四天宝寺

楽しかったことしか覚えてない。気合い入れて黄・緑・橙の野菜ジュースみたいな格好して行ったら、あんまり色で攻めてるオタクがいなくてやっぱ比嘉のオタクってちょっと変なのかもなと思いました。でも魂の色を纏った方がテンション上がるし…。

 

全氷リリイベ

司会の方 好き

 

6月

紅葉鬼

観た人たちがみんな摩爬に狂ってて面白かったです。わたしも狂ったので辞書登録しました。

 

正直なところ初日の感想は「脚本のやりたかったことは分かるな」でした。登場人物の感情がシナリオの都合で動いていて、すごく大掛かりな人形劇でも見せられてるのかなと思った。

脚本家さんとの言葉の相性が本当に悪くて、なので良し悪しや出来不出来の話ではないんですが、彼女の尽くした10の言葉を1も汲めなかった記憶があります。ちなみにわたしがバカなだけという線が濃厚です。

 

ただ公演を重ねるにつれて特に経若の熱量が目に見えて上がって行ったので、最初からこれを持ってきてくれれば評価は変わってただろうなと思いながら観ていた思い出。王様目線失礼いたします。

 

暴走する菊池さんがかなり良かった。菊池さんとのすけさん、現存するファイナルファンタジーだな〜とお顔を拝見する度に思います(?)

 

操られて傀儡になった瞬間の帝、顔から一切の生気が消え失せて瞬きすらほとんどしないので慄きました。ほんとに30秒に1回するかしないかというレベルだった…。

しかしガキは殺すな。

 

S–LIVE

大天使こと橋本さんのイベント。雷太さんがゲストだったので紅葉鬼とハシゴしました。

橋本さんの書いた脚本でのお2人の朗読劇が本当に素敵で、バケツをひっくり返す勢いで泣きました。暖かくて良いお話だった。

 

ご出演の舞台を元に橋本さんが作られた曲を披露してくださったのが心に強く残っています。橋本さんのファンの方たち、めちゃくちゃ嬉しかっただろうな…。

ゲストコーナー後、雷太さんが橋本さんのお顔を見ていたいからと客席で橋本さんの弾き語りを聞いていて、いっそ安心するくらい露骨だなあと思いました。

 

7月

夢の値段

雷太さん所属事務所の俳優部門の旗揚げ公演。第2弾あるんでしょうか。

 

八方塞がりの劇団長(雷太さん)が紆余曲折の末に死ぬ話でした。面白かったのに全然面白そうに紹介できない。

 

フライヤーに書かれていたあらすじを以下に掲載します。

学生時代、芝居に明け暮れていた仲間たち。彼らの殆どは卒業後、演劇の夢を捨て、「堅気」な日々を送っていた。その中で健介だけは、悪戦苦闘しながらもひたむきに夢を追いかけていた。生半可な想いでは決して続けられない芝居の世界。友情、恋愛、そして社会という名の事情論の狭間で、健介は必死で夢を追い続ける。そんな健介に、ある日事件は起きる。健介の夢は……仲間たちはこの事件を前に何を思い、何を決断するのか……夢を持つことの大切さと、常に付きまとう葛藤を描いた、オムニバスフィクション。

 

タイトルとあらすじを見て、サムくてクサいお話だったらどうしよう…と心配していたのですが杞憂でした(明け透け)。

 

健介のお葬式のシーンは特に健介の恋人役のサキさんの熱演が凄まじく、彼女の嘆きに打ちのめされるようでした。

健介がかつての仲間たちに厳しいことを言われてもヘラヘラ笑って、この人はこうやって自分を守ってきたんだなあと苦しかった。

 

死んでから本懐を遂げられるというのは、その人にとって幸せなんだろうか。

 

銀牙

いやほんと超良かったですね。テニミュを除けば今年見た、唯一特別に好きな俳優の出ていない舞台でした。

 

佐奈くんの犬そのもののような身体表現や説得力のある感情表現に舌を巻きました。本当にすごかった。

脚本も面白かったし演者も良かったし曲は素敵だしでこちらも原作は未読なものの楽しかったです。

 

岩城くん演じる中虎に育ちの良さを垣間見て、「この中虎、それくらいの情けはあるぜ」という台詞にキャ〜♡情けありそ〜〜♡♡と思っていたのにドラマダで羽化していて、人って半年も経たない内にこんなに変わるんだ…と驚いてしまった。めざましいなあ。

 

松井さん演じる黒虎は肩でずんずん歩いていて目つきもとんでもないのでめちゃくちゃ怖かった。お芝居が素敵なのでもっと舞台での活躍も見たいです。赤虎も弟想いでかわいかったな…。

 

テニミュ立海前編

D2、大好きで大好きでちょっと嫌いな試合です。それを井澤さんと前田さんと中島さんと竹ノ内さんの4人が苦しいくらい鮮やかに描いてくださった。

 

やっぱり2nd全立のD2は水石くんと原嶋くんの2人だからこそ生まれたものだなあ、というのを改めて実感しました。

GMKKで穴開ける真田好き。

 

リビングルームミュージカル vol.10

雷太さんが、わたしにとって世界になった公演。それまで緩く追いかけられたらいいかな〜と思ってたのが、んなこと言ってる場合じゃねえ!に切り替わったきっかけです。

 

とは言ってもそれまでだって大好きだったし全幅の信頼を置いていたんですけどね。心の総量は特に変わってないと思うんだけど。ピカイチのときに思った、新しい世界に連れて行ってくれるヒーローだ!って感情を再び与えてくれたのが大きかったのかも。

 

たまにフォロワーに誰が好きなの?って聞かれるんですけど、好きの形が違うので比べられないんですよね。空とオムライスどっちが好き?くらい難しい質問だなと思う。

 

リビミュの話してなくない?でもあの楽しさは体感しなきゃ分からないと思う。一言で言うと神々の祭典です。

 

わたしが狂った写真です。

 

8月

乱歩奇譚

最高のビーフシチューを食べに来たら美味しいお蕎麦を出された、みたいな感覚になった舞台。

アニメを見たり前作の話を聞いて期待した、山﨑さん演じるナミコシのシーンがほぼなくて呆然とした記憶があります。ハナサキの罪は客の前で傷をつけなかったこと一点のみだな(そんなことはない)。

 

アケチ以外は全員すごい!アニメから出てきたみたい!って感動しました。アケチは良くも悪くも“舞台のアケチ”で、アニメのアケチとは別の存在だなあと感じました(個人の感想です)(全部そう)。

声優さんが演じていたコバヤシくんはもちろん(でも彼の性格が性格なので体現するのにかなり苦心されたと思う)、特に影男が本当にすごかった。未だに影男の声って子安さんが吹き替えしてたんじゃないかと疑ってるんですけど、これもしかして周知の事実だったりしませんか?

 

他人の存在に怯える中学時代のナミコシが、自分と対話できるアケチという存在を得た瞬間の笑顔にボロボロ泣きました。山﨑さんの表現は演じている役が積み重ねた時間が現れているところが好き。

 

あの陽だまりが映像に残りますように。

 

9月

IVVYライブツアー

IVVYのファンのフォロワーがチケットを余らせていて、ちょうど大阪だったので行く行く〜って言って行きました。

 

立石さんとリーダー以外分からないまま参加したものの、曲も歌もダンスもすごく良くてめちゃくちゃ楽しかった。

 

メンバーの方々が、去年より大きいところでできて嬉しいって口々に仰っていたのが印象的でした。

 

ギャツビー

心に音楽劇星の王子さまという杭が打ち込まれているので、その星の王子さまと同じ会場であるDDDクロスシアターに初日泣きながら向かいました。

個別に感想記事をあげたいなと思って3ヶ月経ったらしいです。もう10000文字くらい書いてるんだけど結びの文で感情を纏められなくてズルズル…。

 

オープニングの、パーティの途中で登場するギャツビーにえっ美の神舞い降りた?と驚いたのを鮮明に記憶しています。なんなら5日間毎日驚いてた。

 

ただ現れただけでその場の全てを塗り替え、空気を支配する存在感に神々しさすら覚えていたみたいです。直感にも理由がある。

 

好きな男が可哀想な目に遭う様が何よりも好きなので、この人愛しかなかったのにそれすら否定されて何も残らなかった上に死んだ!!!って大喜びしたんですが良く考えたらニックとの友情は残り続けるし、それは結構救いだなと思いました。

ニックとの友情についても結構長々と書いたのでいつかアップしたいです。続きを書こうという気になるタイミングあるかな…。

 

世界でいちばんかっこいいな。

 

10月

テニミュ大運動会

滝さんと知念が同じ紅組だったのがほんとにほんとに嬉しくて、発表見た瞬間走った(感情表現が犬)。

夜の紅組大逆転、嬉しかったな〜!

 

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500円で買ったこの靴履いてたら足が痛くなっちゃったのでコンビニで室内用のスリッパ買ったんですけど、フォロワーたちと喋ったり写真撮ったりしてたら帰りのバスの時間がマジでヤバくてそのスリッパで新横浜駅を1人で爆走しました。テニモン秋の大運動会2019。

 

主よ 人の望みの喜びよ

 

山﨑晶吾2020カレンダーイベント

謁見イベントに名前変えてくれ

 

からくりサーカス

原作を知らない+シリーズ物の最後+目当ての山﨑さん演じるジョージの出番は全体の1割くらい、という条件でもかなり面白かったです。

感情がダイレクトに伝わってきて、今喋ってるの誰と誰?くらいの理解度しかないのに気づいたら大泣きしてました。

 

そして深澤くんがすごい!!本当にすごいとしか言いようがなかった。フェイスレスの魂が入ったの見た!?

 

稲垣さん、ネバーヒーローぶりに拝見したんですが記憶の5倍は芸達者で舌を巻きました。独壇場って感じだった。

 

ジョージの死に際の表情が心からという言葉じゃ形容が足りないほど悔しそうで、胸が潰れるような心地がしました。

 

健人さんは本当にどんな役を演っても最高ですね。伊武とマロと阿紫花と毛利を拝見したんですが、魅力的なお芝居をなさる方だ…。

 

俳カラ!

皆さんはもう購入されましたか?わたしが総理大臣だったらこの動画の視聴を国民の義務にするのに…。

 

夜はからくりサーカスに行ったので雷太ママとは謁見できずでしたが、昼も超〜〜楽しかった!!

コンセプトも面白かったですね。

 

これはただのオタクのエゴなんですけど、雷太さんの作るステージはこんなに楽しくて素晴らしいんだぞっていうのをいろんな人に知ってもらえたっぽくて、タイムラインを見ながらニコニコしてました。

 

昼の部、予定よりかなり進行が早くなってしまい、おろおろカンペを出すスタッフさん、しかし止まらない進行、雷太さんによって突如ぶち込まれるおジャ魔女カーニバル。天才か?

 

 

夜の動画見すぎてわたしまで紅蓮の弓矢を完璧に歌えるようになってしまった。

最近フォロワーに見てもらうため、久しぶりに頭から見返したんですけどマジ 何?

 

この世に狂人を増やして一体何をするつもりよ

 

11月

ハニカムツアー

ハニカムライブでした。本当にめちゃくちゃ楽しかったのを前提に聞いて欲しいんですが(別に聞かなくてもいいです)、新規のファンを獲得する気があんまりないのかなーと思いました。わたしあれ1人で行ってたら心折れてる。

 

こちらの身の振り方についての説明がなくて、正直そりゃ去年と同じハコでやるわと思った。昔からのファンの方々にとっては現状が良いのかなと思いつつ、パフォーマンスが皆さん素敵なだけに惜しく感じました。

でも本当に楽しかったのでまたタイミングが合えば行きたいな。

 

トラベルモード 

雷太さんがWBBに!しかもトラベルモードで!って発表から超楽しみにしてました。

キャストや演出が変わるとこうも違って見えるんだなあってすごく新鮮でした。5歳児じゃないベルボーイだ!!!

 

雷太さんが出てくると舞台の情景がグッとリアルになるのはなんなんだろう。舞台という仮の世界がその真実味に仮初めのものじゃなくなるような、壇上と客席を隔てている薄い膜を剥がしてしまうような。「芝居に嘘はつかない」って山﨑さんが言ってくださるのがわたしは大好きなんですけど、雷太さんの場合「嘘すら真実」という感じがする。

わたし自分より正直な人間は赤子しか見たことないですけど(ビックマウス)生きていて嘘を吐いたことのない人間っていないし、だからよりリアルに見えるのかな。

本を読んでいたはずがいつのまにか目の前で起こる出来事になっているような。いまいち上手くいえないんですが、そういう感覚です。

 

佐野神演じるジュシャールとの殺陣も鮮やかで素敵でした!初日から完成されてたのに千秋楽までどんどん進化と成長を続けていて、お2人とも本当に凄まじいなと殺陣の度に感じ入ってしまった。初日は佐野神推しのフォロワーと手を握り合って泣いた。

 

そのまま言っても面白いセリフを、もっと面白くしようと違うアプローチを見せて試行錯誤を繰り返しながらも決して元のセリフを殺さないでくれたのが嬉しかった。どこから目線失礼しますが大好きな脚本なので…。

 

そして雷太さん、緩急のつけ方が本当に上手い!コミカルな表情は作れるし間の取り方もテンポも良いし、コメディ作品を上演するにあたってこれほどの逸材はなかなかいないんじゃないかと思います。コメディじゃなくても逸材ですが。

 

シュガナイ

やっと浮谷さんの現場に行けた!トラベルモードとちょうど期間が被っていたのでフォロワーに招待されて行ってきました。

続編に当たるお話だったけど前情報のおかげですんなり楽しめました。男装ホストの皆がかわいかった。その内の1人が刻み海苔かけられるシーンは正直嫌だったけど…。

 

有名なホスト?が黒地に赤い模様?の入ったパーカーで(曖昧すぎ)面白いことになってきたじゃんってニヤニヤ笑うタイプの男だったのでカゲロウプロジェクトだ!!!!!!と思った。

浮谷さんの他の舞台も観たいな。また被んないかな。

 

リビングルームミュージカル vol.11

リビミュという作品に出会えたのが、もしかしたらこの1年でいちばん嬉しかったことかもしれない。運動会と同率首位。

楽しいよ〜って言いまくってたらツイートをきっかけに行ってきました!って言ってくださる方がこちらもちらほらいらっしゃって嬉しかった。トラベルモードもですね。

 

わたしが何をしたのにこんな素晴らしいショーを見せて頂けるんだろう!?って思うくらい卓越した技術をお持ちの方ばかりというか、お持ちの方しかいなくて。わたしは浅学なので知らない曲の方が多いくらいなんですが、何せ皆さんの歌声や演奏が最高なので最初から最後までずーっと楽しい。

 

しかし人生で藤岡弘さんを肉眼で見る日が来るとは思ってなかったね。2回見ちゃった。

 

あと個人的に特に印象深かったのは雷太さんのダンスソロ、Stranger In Moscowでした。

基本的に涙腺がぶっ壊れているのですぐ泣いちゃう方なんですけど、今まで自分が心を動かしてきたのは全部感情で。人が嬉しがってるから泣くし悲しがってるから泣く、ってしてきたのが雷太さんのパフォーマンスを見ていたら涙が出てきて、自分でもかなりびっくりしました。

ダンスから何か感情を読み取ったわけじゃないのに、ただただ圧倒されて泣いちゃうことってあるんだなあと思いました。人生で初めてだった。

 

Dramatical Murder

クリアルート、紅雀ルート、蓮ルートを拝見しました。他のルートも観たかった〜。

濡れ場があるって聞いて最初マジで嫌だったんですが、蓋を開けたらすごく素敵な作品でした。ただ脚本の言い回しがちょいちょい気になって、その度に集中力が切れちゃうのが厳しかった。これはわたしが悪いです。モノローグはゲームの地の文から抜き出したものが多かったみたいなんですが、とはいえ主語の連続や音の連なりに気を配らない小説家・脚本家とは…と少し疑問に思ってしまった。言葉をどう重んじるかは人それぞれなので、あんまり他人がとやかく言うことでもないですが。

しかしミズキの慟哭は最高でしたね…。

 

山﨑さんは蓮とセイと、紅雀ルートでは竜峰、他ルートでは東江を演じられてました。その切り替えがまあすごくて。セイの格好をした竜峰が蒼葉に施した思い通りに操れる刺青で追い詰めていたかと思ったら、くるっと回ってセイの格好のまま蒼葉を助けるために紅雀を呼んできた蓮になるんですが、表情・声・喋り方・抑揚のつけ方・言葉の切り方のクセまで全部違うので今この人だっていうのがすぐに分かる。

 

竜峰サイコパス系の芸術家キャラで超好きでした。目を剥きながら自分の最高傑作に殺されるなんて、ってうっとりと楽しそうに死んでいくのたまんない…。

東江もああこの人に命じられたら今すぐ飛び降りる人がいるんだろうなあと思わされるカリスマ性が光っていて良かった。

 

消えてしまった蓮がセイの体を譲り受けて再び蒼葉の前に現れるラストシーンで、振り向いて「蒼葉」って一言口にするだけなのにセイの器を持った蓮だって言うのが鮮やかに伝わってきてすごかった。

ゲームのスチルだとセイの目が蓮と同じ黄色になるらしいんですけど、カラコンもつけてないのに(蓮ルートだと蓮は黄色のカラコンをしています)それと同じくらい鮮やかで、色がついて見えるシーンだった。

 

リビングルームミュージカル vol.12 番外編

今帰りの新幹線の中でこれを書いています。あ〜〜楽しかった!!!楽しかったという言葉しか出てこないくらい楽しかった。

セットリストは悠紀さん曰く今年の総括らしいのですが、もう1回聴きたい!って曲ばっかりで最高でした。というかリビミュはもう1回聴きたい曲しかないんだけど。

 

特に雷太ママのアラビアンナイト、ゴリさんとママのコラボのFriend Like Me、夢ちゃんと悠紀さんのバルコニー、悠紀さんとまさこさんのIt Don't Mean A Thing、ゆあちゃんとゴリさんの行こうよどこまでも、紗穂ちゃんのAnd I'm Telling You I'm Not Goingがまた聞けたのが嬉しかった!!特にと言いながらめちゃくちゃ列挙してしまった。これでも相当絞りました。

 

こんな世界に連れてきてくださった雷太さんには本当感謝してもしきれないし、この場所で楽しく伸び伸びと素晴らしいパフォーマンスが見られるのも嬉しい。

そもそもステージに立ってくださらなければそのお姿やパフォーマンスは何をしても見られないので、その感謝を忘れずに、全ての公演をひとつひとつ丁寧に噛み締めたいなと強く思った大晦日でした。

 

 

2019年最後を締めくくる現場がリビミュだったの本当に幸せ!そりゃ嫌なことや悲しいことがなかったわけじゃないけど、最初から最後まで楽しいと幸せしか残らない1年だったなあ。

今年もいろんな方にお世話になって、たくさん助けて頂きました。何もできないかもしれないけど、少しでもお返しできたらなと思っています。

 

来年もきっと山﨑さんのファンで雷太さんのファン!もう今から全部楽しみ!!

ここまで目を通してくださった方にもたくさんの幸福がありますように。良いお年をお迎えください!