2021年現場まとめ

観た舞台の感想を書こう!とブログを始めたはずが、今年はひとつも書き切れなかったのでせめてここに纏めておこうと思います。感想の他にも割と好き勝手に。気づいたら書いてる最中に半年以上経ってました。

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ブログのデザインに合わせようと思ったら視認性が悪くなった。あと年数を間違えました。2021年です。

 

ミュージカル「新テニスの王子様」First Stage

この公演を目の当たりにしたことは、きっとこれからもわたしの財産になり続けるだろうなと思っています。あんなにただわくわくして毎日会場まで走りたかった舞台って今までなかったし、きっとこの先もなかなか巡り会えないんだろうなあ。ここから泰江さんを追いかけ始めたので、2021年全てのきっかけになった公演でした。

ツイートもしたんですが最初は新テニミュにさほどの興味も関心もなく*1、ほとんど何も知らない状態から双眼鏡なしで2階5列の確かセンターで観ていて「すごい人がいる!!」って思ったときの衝撃が、これを書いている1年後の今も続いています。幸せ!

公演を観ていないフォロワーに当時のことを振り返って「人ってこんなに急速に落ちられるんだって思った」って言われたのが面白くて印象に残っています。それはわたしも思ってた。何せ1公演だけの予定が15公演になったので。

映像を見るのが得意じゃないので円盤買っても人に見せるときくらいしか見返さないんですけど、唯一たくさん見返している作品です。大阪楽のあの気迫や熱気を映像に残して欲しかった気持ちはずっとあるんですが、情勢や状況的に簡単とは思えないし*2、残らないからこそあれだけキャストも観客も燃やし尽くせたのかなあとも思います。今まで見た光景の中でも5本の指に入るほど美しかった。次の公演も楽しみです。*3

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手持ちのを忘れて慌てて買った双眼鏡。メルパルク大阪近くのスポーツDEPOは元日でも空いてるし8倍の双眼鏡が1種類だけ売っています。でも店員さんも売ってるの知らなかったので諦めきれず探してたらあった。

 

ミュージカル『刀剣乱舞』-東京心覚-

悪口を書くので読み飛ばしてください。

2回見ればやりたいことも言いたいこともまあ分かるのですが、初見でひたすら置いてけぼりを食らった挙句に会場にいない人へのメッセージを切々と語り始めたときは何か悪い冗談かと思った。いるが?

物語に必要な説明が足りず、また起承転結もないので全てが曖昧で抽象的な中、急に現在の情勢の話をし始めるのもめちゃくちゃダサいな〜と思ってしまいました。そこに熱が入る役者の気持ちも分かるのでそっちには寄り添いたくて、でもそういう気持ちにはなれないくらい怒りが勝って、悩んだり落ち込んだりしました。怒ってるくせに悩むなと言われればまあそうなんですが、怒りたくて怒ってるわけでもないので…。

『観客の補足・考察・妄想』に頼った作りになってるのも、どうしても物語に対して無責任で誠意がないように感じてしまって好きじゃなかったです。他の地方は全部手放しちゃったのと地元である大阪公演が中止になったことで東京初日からの3公演と千秋楽の配信でしか観ていないので、そこを生で観ていたら自分の中で何か変わったのかもしれないなあとは思っています。

 

ミュージカル「黒執事」〜寄宿学校の秘密〜

フォロワーからお誘いを受けて行った作品。生執事自体は2度目なのですが、めちゃくちゃ楽しかったです。お慕い俳優にも出てほし〜。脚本はテンポが良くて面白いし演出は派手だしキャストは上手いしですごく好みでした。ネクロフィリアの箱庭萌えなので(…)そういう点でもかなり良かった。

 

リビングルームミュージカル vol.15

リビミュは最高!これだけ観る前にその空気が掴みにくい公演も珍しいと思うのですが、実際に足を運ぶと多幸感でいっぱいになって何にも説明できなくなってしまう。端的に言うとバチボコに秀でた人たちが最高峰のパフォーマンスを見せながら愛と世界平和を謳うメドレーです。「ディナーショーみたいな感じ」と言うと結構みんな納得してくれる。キャストの出演作から宝塚やRENTなどのグランドミュージカルナンバーが多いのですが、全く通ってないわたしでも毎回めちゃくちゃ楽しんで帰って来ています。この情勢になる前は同じテーブルを囲んだ方たちとお話もできたんですが、「RENTが好きで来たけど出演者は1人も知らない」って方とも楽し〜!!って言い合ったくらいなのでミュージカルを楽しむ素養さえあれば大丈夫だと思います。

 

円神プロデュース公演Vol.1『幕末バトルサークル』

全公演中止になってしまったため配信でしたが楽しかったので書いちゃう。本当は次回vol.2か再演があったときのために記事を書いてたんですが、どうにも書き進められずお蔵入りになりました。

わたしは舞台を観る際に最も重要視しちゃうのが脚本なんですが、王道な中に捻りが効いていて、あれだけたくさんいるキャラクターもちゃんと立ってて面白かったです。

大阪在住なので馴染み深い地名がいっぱい出てきたのも面白かった。あと環状線の音!

泰江さん演じる天王寺さんがおやおや…しょうがないですね…(後ろからついていく)キャラだと思ってたらおやおや!しょうがないですねえ!!(率先)だったのが面白かったです。あのプロフィール*4でそんなことある?めちゃめちゃ好きでした。天王寺といえばあそこにあるスパワールドというプールのある温泉施設がおすすめです。治安はあんまり良くないので明るい内に行った方が無難です。今まで変な目に遭ったことないけど。有観客で再演してほしいな〜。

 

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン お披露目会

めちゃくちゃ楽しかったからめちゃくちゃ期待したのにね。

 

This is a お感情博士!

総括するとわたしは結構好きでしたが、登場人物の倫理観と考えの足りなさ、価値観のそぐわなさから違和感や引っ掛かりを覚える部分も多少ありました。以下あらすじです。完全なネタバレなので今後再演や円盤などご覧になる方はご注意ください。あと円盤買ってないので所々間違ってるかもしれません。

 2100年。ロボットたちは『お感情博士』によって様々な感情を産み、人間と共存し生活していた。ロボットの修理工場を営む孝介の元へ、従業員の諒平が愛菜30685という1台のロボットを連れてきた。愛菜の修理を終えた孝介は依頼人の要望により、“怒り”や“楽しい”などの基本的な感情を愛菜に覚えさせる。そこから様々な感情を生み出した愛菜は工場で過ごす内、孝介に“愛情”──恋心を抱いた。人類初の快挙と喜ぶ従業員たちを他所に、ロボットから想いを寄せられた孝介は戸惑うばかり。自分の恋を受け入れてくれない孝介に、愛菜はとうとう“愛情”の消去を望む。

 彼女が“愛情”を手放したことを面白く思わない人物がいた。度々修理工場に出入りしていた増沢だ。彼は大手企業にて製造されたロボットで、儲けのために愛菜の“愛情”を利用しようと考えていた。増沢は企業に借金のある馬木田やスパイとして送り込んでいた諒平を使い、バックアップから愛菜の孝介への“愛情”の復元に成功する。そうとは露知らず、一度消したはずの“愛情”が再び愛菜に宿ったことにこれは本物だと囃し立てる従業員たち。また戸惑う孝介だったが、愛菜や従業員たちの熱意に心動かされ、彼女の恋を受け入れた。

 こうして両思いとなった二人だったが、愛菜は自身の“愛情”が肥大するにつれて孝介との子どもが欲しい、孝介と家族になりたいと願望を口にするようになった。ロボットに子は成せない。そう聞かされても彼女の気持ちは変わらなかった。それどころか日を追うごとにその願望は段々と強くなり、やがて愛菜は過ちを犯す。病院から生まれたばかりの赤子を連れ去ったのだ。初めは「川で捨てられていた」赤子に戸惑う孝介や従業員たちだったが、里親を探しても見つからなかった*5ことや愛菜の希望から、工場で未来と名付けられた赤ちゃんを育てることになった。順風満帆に見えた孝介の日々は、血相を変えて飛び込んできた馬木田と諒平によって切り裂かれる。馬木田は言う。その子は本当に川で捨てられていたのか?

 ──連れ去られた男の子の特徴などが未来と一致していること。増沢が通報し、明日にも警察が工場に来ること。*6増沢が愛菜の“愛情”を使ってビジネスをしようとしていること。そのために自分たちが行ったこと。馬木田と諒平に全てを告白された孝介は、ある決意をする。

 まずは愛菜30685の初期化。真実の追及をされても尚「この子は絶対に私が育てる」と未来を抱きしめて離さない愛菜から、孝介への“愛情”や未来への執着を消す必要があった。そして、警察への自首。孝介は自身が全ての責任を被る形で出頭した。ロボットを利用して罪を犯したとして、彼には重い罰が与えられることになった。

 孝介が“留守”にしている間、残された従業員とロボットたちは修理工場をロボットの産婦人科と改めた。これから愛菜のようなロボットがたくさん増えて行くだろう。人やロボットに恋をし、家族を欲しがるロボットが。人間の成長速度に合わせて素体を作り、データを移植しながら引き継がせて行く。そう語ったのは孝介だった。彼らは孝介の意志を継いだのだ。取っていたバックアップで愛菜の記憶を復元し、元の親元へ引き渡した未来を模してロボットを作った。愛菜と孝介の、正真正銘の息子だ。そうして孝介の帰りを待つ彼女たちに、一本の電話が入る。それは孝介が獄中で死んだという報せだった。未来は孝介の意志を継ぎ続けることを決め、かつて孝介に拾われたロボットは、初めて自身の涙を見る。終わり。

できるだけ孝介と愛菜に纏わる出来事について絞って書いたんですがかなり長くなってしまった。お話の矛盾や統合性のなさは描きたいシーンを先行させた結果かな〜と思いました。誰も愛菜に道徳を説かないのはそうすると今後の展開に都合が悪いんだろうなとか、愛菜の記憶=一緒に過ごした思い出を孝介が自分の手で消す部分がやりたいがための警察の怠慢なんだろうなあとか。役者たちの熱演には何度観ても涙でしたが、それだけ入り込まされるので愛菜の記憶戻るんかい!って毎度思ってました。

2014年の再演とのことでしたがおじさんが蔑ろにされるのも他人の性的嗜好で笑いを取ろうとするのももう良いよって感じです。涼平と増沢の会話に「リーと優作は愛し合ってますがその2人じゃダメですか」「我々が欲しいのは男女の恋愛です」とあったのですがむしろそんな前時代的な価値観の世界なら同性愛者への風当たりや偏見って2022年よりも強そうだし寧ろ周りにバレにくい状態で増沢の言う欲求を満たせるので需要はありそうだけどなあ。

泰江さん演じる増沢がめちゃくちゃ良くて、最初の好青年然とした姿から表情や声色や纏う空気までガラッと豹変する様がすごく好きだったのであんまり何にも言えません(散々言った)。増沢の豹変シーンで見える感情が毎公演違うのもガラスの仮面の忘れられた荒野を彷彿とさせられて好きでした。あまりにそのシーンが印象的だったのであとで配信を見返したら増沢の出番が10分なくてびっくりした。

 

ラクル☆ステージ『サンリオ男子KAWAII FESTIVAL

楽しかった!!人がたくさんいるので全員に見せ場がある…というわけにはいかないものの、それぞれの濃いキャラクター性が短い場面でもしっかりと表現されながらお話が展開していくのが良かったです。そしてサンリオキャラクターたちはもちろんセットも衣装もめちゃくちゃかわいい。あと人が装置として組み合う演出が面白かったです。東京公演よりキャストがはしゃいでて面白かったので京都公演もスイッチングで見たかったな〜。

ネイルの記事でも触れましたがキャラパーツ乗せて盛り盛りの爪にするのとうちわを作るってのがオタクとして1回やってみたかったこと*7が叶ったのが結構嬉しかったです。

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サンリオ男子がすごくキラキラしててかわいくて楽しくて、連れてきてくれてありがとう〜!の気持ちだったのでただただ感謝のうちわ。柏木くんにも感謝だし、泰江さんにも感謝でした。

 

ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学VS不動峰

サンは森で、私はタタラ場で暮らそう。ともに生きよう。会いに行くよ、電車に乗って。

 

Live Musical「SHOW BY ROCK!!

超楽しかった!!!2021年観劇した中で3番の指に入る面白さでした。王道的だしキャラクターのそれぞれの個性や立ち位置が分かりやすく、主人公たちの成長と変化が感じられるストーリーがとても良かったです。何度見ても最後のライブが新鮮に嬉しくて本当に楽しかった。登場人物全員に愛着の湧く舞台だったな〜。ライブパートも迫力があるし演者の気持ちが乗っかってて最高でした。劇中ではほとんど特別授業(アドリブパート)でしか絡みがなかったものの、雷太さんと怜也くんの共演も嬉しかったです。好きな俳優が2人以上出てたら最早タダみたいなもん。

 

Astrologhias!〜mythos1〜

最初これあと何分で収集つくのかな…と思いながら観ていたら俺たちの物語はここからだ!みたいな終わり方してエエーッ!?ってなった。ナンバリングしてあるけど1回中止になってる+いろんなコンテンツで事前に全くそのことに触れられなかったので続き物とは思わなかったな…。この前のmythos2ではお話がどこまで進んだんでしょうか。キャラクターといいノリといい関係性といい10年前のドラマCDっぽいなという感じでした。でも泰江さん演じるアクエリアスがドンピシャ好きなタイプのキャラで楽しかったです。泰江さんの抑揚やセリフ回しが大好きなので、朗読劇だったおかげでそこに集中できてよかった。布からオリジナルの衣装もかわいかったな〜。

 

chemistry

山田健登さん主催のライブ。配信でいいかなとも思ってたのですが、しょばみゅを観たら生で怜也くんの歌聞きたいな〜と思ってチケット取っちゃいました。自認として怜也くんのオタクではないんですが、これからもふらっと歌声を聞きに行きたい。テニミュ繋がりの人しかいなかった上に歌声も皆さん澄んでて綺麗で技量があるので楽しかったです。テニモン皆ライブというものが久々だったからか静かでしたが、もうちょっと客席ではしゃぎたかったね。めちゃくちゃどうでもいい自分語りなんですが何年か前に人前で歌う機会があって、ああここは自分の居場所じゃないなってすぐ辞めちゃったんですが、彼らがトーク中に「歌う人たちって口下手だよね」ということを言い合うのを見て数年越しにだからか〜って思いました。自分の感情を表現するのに言葉以外を使える人間じゃなかったんだなと腑に落ちた。どうでもいい話でした。

 

MAMA's NIGHT

ママーーッ!!!(オタクの夜泣き) やっぱりママと雷太さんは最高。昨年は配信のみだったので、念願のリアルイベントでした。雷太さんが一流のパフォーマーなのはもちろんですが一流のプランナーでもあるのでずーっと楽しいしかなくて最高でした。セトリも大天才!!昨年リクエストしたくらい大好きな曲なので十戒が生で聞けたのも嬉しかったです。ところでママ衣装どこで買ってんの?

 

リビングルームミュージカル mini

やっぱリビミュなんだよなあ!!久しぶりに雷太さんとママのいるリビミュというものを味わえて最高の気分になりました。4月のリビミュももちろん楽しかったけど、わたしの「最高潮に楽しい」に達する最後のピースが雷太さんとママなんだな〜って思いながら帰ったので。いろんな曲聞けたしパフォーマンス力に長けた人しかいないから楽しいんですけどね。やっぱり彼らが出演してくれるともっと楽しい。ママの女優デビューもあったし。今年はリビミュないのかな〜。悠紀さんもお忙しいものな…。いつか雷太さんと泰江さんにリビミュで共演してほしいな〜と書いていた日に次のリビミュが発表されました。ワーイ!

 

RICE on STAGE「ラブ米」

混沌。意味が分かるとめちゃくちゃ普通のことを言っているのに意味が分からないので初見は思考回路がぶっ壊れたけど面白かったです。狭い集団の中での共通言語は連帯感を生みやすく、だからキマるキャストや客が多いんだろうな…と思いました。楽しかった。怜也くんの歌がたくさん聞けたのが良かったです。ネルケも同じ気持ちか?

 

舞台「ギヴン」

繊細に繊細に物語を紡ぐような舞台でした。山﨑さんが出演されるとのことで映画も観に行ったのですが、物悲しくも暖かい作品の空気感がそのまま再現されていて素敵でした。でも感情をセックスで相手にぶつけるのは、やめよう!

心覚はアレだったしビジネスライクプレイはコメディだし(楽しかったけど)FGOソロモンは出番がそんなに多くなかったしで、久しぶりに山﨑さんのお芝居の真髄を見たな!という気持ちでした。わたしは山﨑さんの役によって魂を入れ替えているような、笑顔ひとつ取っても目の細め方や口角の上げ方、そもそも笑うタイミングまで全部まるごと違うお芝居が大好きだったなあと思って、降りちゃいました。Twitterで一応明言は避けてたんですが、もうほとんどバレてるような気がします。山﨑さんはいつも通り期待値を超えるお芝居を見せてくれていたので自分の心が変わったんだろうなと思います。わたしの中で「お芝居を好きな人」から「お芝居が上手い人」に変わっちゃって、観ている最中の胸をグッと掴まれるような感覚もなくなって。でもおかげですごく楽しくて幸せな5年間を過ごせたので後悔は全くないです。最後がこの作品でよかったな。舞台の感想じゃなくなっちゃった。

 

僕のヒーローアカデミア The Ultra Stage 本当の英雄

前回は大阪初日だけで終わってしまったステイン編の再演。中止になったときのリスクを思うといつものようにホイホイ遠征するわけにも行かず、祈るような気持ちで待っていた大阪公演。ヒーローたちが踏み鳴らす足音に涙が溢れたのを覚えています。わたしがステイン編を観劇できたのはこの時点で1年半以上前に1回きりだったのでどこがどう変わったかは分からなかったんですが、なんかちょっともっさりしてるな…と思った部分が再演では改善されていてかなりスッキリして見やすくなっていたのも良かったです。

雷太さんが出演するからという理由で初演を観に行ったのですが、そこからヒロアカもヒロステも大好きになって、人生でなくてはならないってくらい自分の中で大きな存在ができた嬉しさを改めて噛み締める日々でした。

そしてトガヒミコ!!ヒロアカのキャラクターは本当にみんな満遍なく好きなんですが、その中でも特に好きで前回中止になったライブの情報解禁からかなり期待していました。でも拝見すると本当に期待以上で!陶酔したような楽しそうな声も狂気的に細められた目が一瞬で冷たく光る様も軽やかな身のこなしも漫画から出てきたみたいでした。ヒロステはみんな漫画から出てきたみたいだけど、だからこそ彼女の異質さが際立っていてすごかった。1Aは三奈ちゃんの動きがめちゃくちゃ好きでずっと見てました。1Aたちも好きすぎる…飯田くん…。憧れを奪われて憎悪しながらヒーローになろうと不器用に足掻く姿がとても良かったです。なりてぇものちゃんと見ろって道を間違えかけた轟くんにしか言えないセリフだなと思います。あそこで1幕が終わるのもすごく良い。度々ツイートしてますがお茶子ちゃんと飯田くんが男女関係なくフラットに友達やってるのが原作からとても好きで、舞台で2人の動きがシンクロしてるのを見る度に嬉しくなります。1Aがわちゃっと会話してるのも嬉しい。A組vsB組楽しみ〜。全員出して欲しい…。

デクと死柄木が歌う『オールマイト』が彼への2人の思いや立場・目的の違いが強調されていてとても好きです。初演で死柄木がオールマイトのことを「ラスボス」「社会のゴミ」と称するのにハッとさせられたんですが、デクが成長するヒーローなら死柄木は成長するヴィランなんですよね。そこの描き方が凄まじかったです。そして最後に手をバッと広げる死柄木の恐ろしさ!すごく好きなシーンのひとつです。

 

Astrologhias!DVD発売記念イベント

正直あんまり書くことがない。普通にいろんなお話が聞けて楽しかったし泰江さんのお誕生日当日に泰江さんが見られて、一緒にお祝いできて嬉しかったです。あとアクエリアスの作った薬が2次創作の乾汁みたいになっていて面白かった。実はイベントの様子がYouTubeの公式チャンネルにアップされているのですが、何故かグリフォンくんですら触れてくれません。何故。

 

ライブ・スペクタクル「NARUTO」〜うずまきナルト物語〜

漫画の方が面白かった。というかそもそもペイン編を1幕でやりきろうというのは無理がある…。連載当時ジャンプで原作を追っていたんですがファンというわけではないので脳内補完が追いつかず、それよりももっとじっくりあのシーンが見たかったなあという気持ちの方が残ってしまいました。ダイジェスト的で端折り端折りだけど物語に必要な説明はしなければならないのでずっと説明が続くのが中々しんどかった。特に同時期に公演していたヒロステが緩急どころか急の中にメリハリがあるので、正反対すぎたのもあるかもしれません。原作ファンの幼馴染やその友達は開幕直後から涙が止まらなかったらしく、2.5においていちばん重要なのは原作ファンの喜びだと考えているのでそういう点でなんと言うか、ちょっと安心しました。でも2幕は流石にこんな痴話喧嘩を間近で見せられる身にもなれよ…と思った。

元々賢い人やキャラクターが好きなのでシカマルはわたしにとってドンピシャで、しかもダルそうな態度から一転した機敏なアクションが本当に格好良かった。あとは出番だけもうちょっとあればな…と思うけど、原作を読むにあれでも忖度された方かもしれない。先述の原作ファンの2人は泰江さんのシカマルが出てきたときアスマ先生の面影を見て泣いたらしく、人がそれを思い出して泣いてるのにニコニコで話を聞いてしまいました。「わたしに理性がなかったらここ(メルパルクの下)で泰江さんありがと〜!って叫んでる」って幼馴染に言われて「二度と現場来られなくなるからやめて」って言った。そのお友達はナルステの公演後に泰江さん演じる入江の姿を見て同一人物??って言ってました。わたしもそう思う。

泰江さんを初めて見たときになんかすごい人がいる!!この人のこと明日も観に来る!!と思ったのが新テニミュ1の大阪初日だったので、同じ12/29にメルパルクに立つ泰江さんが見られたことがすごく嬉しかったです。

 

 

2022年も上半期が終わろうとしていますがもう既に2021年の楽しいを更新しまくっていて最高なので、下半期もめちゃくちゃ楽しく過ごそうと思います!!呪術廻戦もダイナーもレボライも楽しみ〜!!

*1:幼馴染が誕生日という理由で大阪初日に足を運べたので12/29に生まれてくれてありがとうって3回くらい言った

*2:バクステに一瞬映った映像の感じでいいから全編収めてほしいけど…

*3:楽しかったです!!

*4:殺生を避けるために肉も魚も口にしない

*5:まず警察に届けろ

*6:誘拐事件なんだから今すぐ来い

*7:うちわはやったことがあるものの如何せん出来がひどかった