パーソナルカラー診断レポ

パーソナルカラー診断を受けてそろそろ1年になるので受けたときのレポと、気づいたことのメモをどこかに残しておきたいなーという日記です。
本当は受けた直後に書いてたんですが間違えて消してしまい、それきりでした。

 

 

 

  • 自己診断

パーソナルカラーの存在を知ってからというもの、インターネットに転がっている質問に答えるだけでわかる!みたいな記事で受けまくった自己診断、結果は全て春、スプリングでした。

客観視してほしいと友達にやってもらった結果もスプリング。

 

オレンジやゴールドのアイシャドウが似合うこと、逆にシルバー(グレー)のアイシャドウが似合わないことを鑑みても恐らくイエローベースだろうと思っていました。

 

 

 

  • 診断

診断は募集したら乗ってくれた友人と2人で行きました。正直安いからというだけの理由でしたが(人数限定のキャンペーンで1人3500円だった)、実際自分の顔よりも変化が判りやすかったので正解だったと思います。自分だとまずすっぴんクリアレンズで鏡に大写しになることに慣れるところから始まる。

 

まずはパーソナルカラーとは何かという説明から。この辺は事前に調べていたのですが、実際専門家の口から詳しい話を聞けるのは面白かったです。それぞれの季節の色の特性なんかも説明してもらったのですが、「秋の色はいわゆる伝統色が多い」ということしか覚えてません。不出来。着物なんかに使われる色が多いらしく、確かに深みがあって綺麗。

 

「今まで他のサロンで診断を受けたことやインターネットで自己診断をしたことはありますか?」という質問にわたしはスプリング、友人は良く判らないけどこの辺の色が好き、とアナリストの方が持ってきてくださったパネルのようなものの中でもマゼンタにピンクを指して回答。ウィンターのお色ですね〜とお姉さん。

この日友人の着ていた上着もちょうどそんな色でした。わたしはそのまま夜行バスに乗る予定だったので比嘉に併せてラベンダーだった。

 

 

そしていよいよ診断へ。わたしから始まりました。まずすっぴんにクリアレンズの自分を直視するのがしんどすぎる。どんな変化よりまずそこだった。

 

鏡の前に座るわたしの髪や瞳、手の色*1などを観察したあとにお姉さんが一言。「自己診断のスプリング忘れてもらって良いですか?」

 

スプリングやサマータイプの方の特徴として髪質は細く、瞳の色は明るくフチがぼやけていて、肌は薄く赤みの出やすい傾向にあるらしく*2、わたしは肌質以外は真逆。「詳しくはドレープ(布)を当ててみないと判りませんけど、お2人ともブルーベースだと思いますよ」と言われて目から鱗でした。道理でイエロー系のファンデーションを使うと時間経過で黄ぐすみして肌の粗だけ目立つ状態になるわけだ…。ラベンダーをぶつけると多少黄ぐすみがマシになるので、ラベンダーの下地とパウダーで一生懸命イエローを殺してました。気づけよ。

 

お姉さん「瞳が黒っぽくてフチがしっかりしてるの判ります?」わたし「え!?これ(クリア)コンタクトのせいじゃないんですか!??!」お姉さん「違いますね」

 

唇の色も紫に近いブルーベースのお色ですね、とお姉さん。これ紫って言うんだ…(生まれたて?)

先ほど挙げたスプリングやサマータイプの特徴とは違い、髪質は太くて硬く*3、瞳の色が暗く白目と黒目の境界がはっきりしていて、肌が厚くて赤みが目立たない傾向にあるのがオータムやウィンタータイプの特徴*4

 

この時点でウィンタータイプでしょうね、とお姉さん。前提が覆されて震えるわたし。確かめるためにドレープ当てていきましょうか、とお姉さんが大量の布を持ってきてくださる。

 

最初はピンクの布から当てられて、確か夏→春→冬→秋の順だったかな…。夏→冬→春→秋だったかも。忘れました。最初は色による顔の変化がいまいち判らなくて(というか先述の通り自分の顔を直視するので精一杯)険しい顔をしていると何度も布を戻して見せてくれました。

 

結論を言うとわたしは1stウィンター、2ndスプリングの完全ビビットでした。とにかく彩度重視のタイプ。完全ビビットはお姉さんが言ってくれました。なんか格好良くて好き。

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ウィンタータイプでも上の方にあるようなアイシーカラー(パステルカラーを更に薄く(明るく)したような色)はそこまで似合わないですね、黄色はスプリングだと黄味が強すぎるのでウィンターの方が似合いますね、と布を当てながらいろいろ教えてくれました。

 

「実年齢より下に見られること多くないですか?」と聞かれて「いや、何故か小学生のとき大学生?って聞かれたことはありますけど…」と答えてお姉さんをちょっと困らせてしまった。その後よく考えたら結構ありました。

お姉さんは特に明言されなかったのですが、スプリングの中でも彩度の高い色が特に似合うタイプは実年齢より若く見られることが多いらしいです。

 

サマーの色はわたしの場合「パウダリーになって鼻の下辺りに蒼い影ができてしまう」とお姉さん。すっぴんだと具合が悪いのかなって思われちゃいますね、と言われたのでハハーン 仮病使いたいときは夏の色だなと思いました(悪人)

お姉さんの言う「蒼い影」が本当に青色なのにもびっくりしましたが、サマーの色を翳しただけで白粉を塗ったようにサッと顔が白くなるのもびっくり。でもパステルカラーの服は大抵かわいいので(?)かわいい服を着るときに顔が白く見えるのはむしろ良いのでは?と思って診断後も結構普通に着ています。

 

対して似合わないのがオータム。頬の辺りが紅く火照って元々ある赤みが悪目立ちしました。秋の色もゴージャスで好きなのでちょっと残念だったんですが、母親が好きで良く買っていたカーキをなんとなく避けていた理由が判りました。「オータムの色の服が着たい場合はイエロー系のファンデーションを首まで塗るといいですよ」とアドバイスも頂きましたが、先述の通りイエロー系のファンデーションを黄ぐすみしてしまうのでほぼ諦めています。ターコイズマスタードにモスグリーン、めちゃくちゃ好きなんだけどな…。下半身や小物なら特に問題はないんですが、そうなると全身のトーンが揃えにくくて結局避けています。

 

そのとき明るめのアッシュが抜けてほぼ金髪に近かったので「髪の色が影響してスプリングっぽく見えてたんでしょうね」とお姉さん。この日はクリアコンタクトでしたが普段明るめの色のカラコンをすることが多いので、それの影響もあったと思います。まあ染めるとき大体アッシュを選んでた時点で気づけという感じなんですが、先入観って怖いですね。

 

最後特に似合う色を見て行きますね〜ともう一度ドレープを当て直してチェックしてもらいました。結果はこんな感じ。

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(鞄にそのまま突っ込んでたら紙がぐしゃぐしゃになってしまった…)

 

ブラウンは選ばなくていいですね〜とバッサリ。ここで「ブラウンのアイシャドウはつまらないから好きじゃない」と言ってた理由も判明。似合わないからつまらなかったんですね。気づけよ。

 

各タイプの上の2段はベーシックカラーと言い、スーツを着るときはこの色を中心に選ぶといいですよと仰ってました。スプリングのベーシックカラーは茶系ですが、スーツの際のコートの色という話だったかな…。わたしは選ばなくていいとのことだったので良く覚えてないけどたぶんそうだったと思います(いい加減)

 

「派手な色でも頑張ってる感がないし顔が負けてなくてすごく自然ですよね」と言ってくださったのですが、何せ派手な色で顔が負けた試しがないので正直良く判らなかった。

 

かわいくしたいときはスプリングの色を選ぶといいですよ、とスプリングのピンクを当てながら「これ似合いますね!かわいい!」って言ってくれたんですがすっぴんクリアレンズに最後まで慣れず、生き生きとしたブスだよ…と思いました。カラコン常用の上に視力が悪すぎて裸眼だと鏡でも自分の顔がほぼ見えない弊害がここで出た。化粧した自分の顔は結構好きです(謎フォロー)

 

そしてアクセサリーを選ぶときの参考にとシルバーとゴールドの布も当ててもらう。わたしはシルバーの方が本当に若干スッキリして見えるかなというレベルで、そんなに大差なかったです。

「高価なものや顔の近くに大振りなものを持ってくるときはシルバーの方がいいですね」とお姉さん。持ってるアクセサリーが9割ゴールドだったので愛想笑いしてしまった。

 

 

一通り見てもらい、友人の番に。自分より他人の方が色によってもたらされる変化が判りやすかったです。すっぴんに慣れなくていいというのもあると思う。単純に変化だけに注目できるというか。

 

お姉さんが最初にお2人ともと言った通り、友人もブルーベースでした。彼女は1stサマーで2ndウィンターの完全ブルーベースなのでイエローベースのドレープを当てたときがまあすごい。スプリングは何故か布だけ取ってつけたように、オータムは首から額までが一瞬で紅くなる

 

1stがサマーなのはウィンターだと色によっては顔がキツく、重くなりすぎるからという理由だそう。確かに目つきが鋭く見える色がいくつかあったので納得。本当にブルーベースの色だとサッと顔が冴えて綺麗に見えるので魔法かと思った。

 

同じく特に似合う色を選んでもらい、シルバーとゴールドの布を当てられる。

変わる人はすごく変わりますよーとわたしのときにお姉さんが仰っていてまたまた〜と思ってたんですが、すごく変わる人がすぐ近くにいました。

ゴールドだと2回りくらい大きく見える顔が、シルバーだとスッキリしてめちゃくちゃ綺麗!わたしみたいに1stと2ndでベースを跨がないタイプは顕著に出ることが多いみたいです。

 

そのあと使ってる化粧品も見て頂きました。伝達不足で友人は全く持ってきてなかった。ごめん。

 

大抵サマータイプのものでしたが(持っていったものは失念)「ブルーベースなので合わないということはないですよ」とのこと。

赤色が痣みたいに発色するな…と思っていたレッド系のシャドウはオータムのものでした。

 

疑問が解消したところで終了。質問にも丁寧に答えて頂けてありがたかったです。

 

 

  • 雑感

自己診断の項で書いた「シルバー系のシャドウが似合わなかった」ですが、「肌の色がピンクなのでピンク系のファンデーションを使った方がいいです」というお姉さんのアドバイスを元にファンデーションを変えたところ、しっくり来るようにはなりました。

ただシルバーって要するに光ってる白やグレー=無彩色なので、シルバーよりはゴールドの方が似合います

 

 

アイシャドウのグラデーションがいまいち合わなくて使えても2色までだなあ…と思っていたのですが、グラデーションすることを前提で作られているようなアイシャドウパレットって例えば4色入りだと①ハイライトカラー ②ベースカラー ③ミディアムカラー ④シェイドカラーになっていることが多く、ハイライトカラーは明度が高い色、シェイドカラー(締め色)は彩度が低い色が多いのでいまいちしっくり来なかったんですね。文章切るの下手か?

 

自分と真逆である秋夏タイプのフォロワーが「診断を受けて単色シャドウが似合わない理由が判った」と言っていたことから得た知見ですが、グラデーションにすると混ぜた色が濁るからという要因もあるようです。

 

細くライン状に入れる分にはそれほど問題はないですが、当然シャドウでラインを入れるよりもアイライナーで描く線の方が細いので(暗い色の面積が少なければ少ないほどいい)最近はもっぱら単色シャドウです。使いやすいし。

 

 

肌の色はパーソナルカラーに関係ないという話の中でも松崎しげるはブルベ冬」という言葉がめちゃくちゃ好きなのですが、肌が白い=ブルベ・肌が黒い=イエベの間違いが未だに根強く、なんだかなあと思います。

 

そもそもパーソナルカラーは似合う色がどういう色かという話であって肌の色が何色かは問題にしてないんですよね。黄肌のブルベも普通にいる。

 

上で「肌の色がピンク」と言われたと書き、実際今ピンクオークルのファンデーションを使っているのですが、ラベンダーのパウダー(他のルースパウダーが割れたので今これしか持ってない)を仕上げに使うこともあってか手よりピンクになってるなあ…と思いますし。言うほどピンクではないと思う。

 

カバーマークのジャスミーカラー診断でも大差なく、めちゃくちゃ迷われるので「イエロー系のファンデーションを使うと黄ぐすみする」という旨を伝えてやっとブルーベースと診断されるくらいです。

ブルーベース・イエローベースと分かれますがパーソナルカラーとは別の考え方です。詳しくはURLをご参照ください。

http://www.covermark.co.jp/jusme/about/

 

 

①パーソナルカラーと肌の色は関係ない

②自己診断は当てにならない

長々書きましたがこの2点が今回主に言いたかったことでした。自分に似合う色を無意識に知ってる場合も多々あるとは思いますが(診断を受ける前は春冬だと思ってた)。

 

パーソナルカラーなんて興味ねえ!!俺の進む道は自分で決める!!というのももちろん素敵ですが、自分の似合う色・似合わない色の特性を知ってそれを活かすのってめちゃめちゃ楽しいので興味のある方は是非サロンでの診断をお勧めします♡

 

顔がぼやけるくすみ色の服を着たいときは彩度!!ラメ!!光!!って顔面てんこ盛りにして帳尻合わせてみよ〜みたいな感じで、工夫するのも楽しいです。他人から見たときに合わさってるのかは知らん。

 

1stと2ndでベースを跨ぐと情報収集がしにくくて、診断を受けた直後は結構大変だったのでまたいろいろ発信できたらなあと思います。お付き合い頂きありがとうございました!

 


*1:血管ではない

*2:あくまで傾向なので当てはまらない方もいらっしゃいます

*3:国語の問題集の傍線と太さが全く一緒でショックを受けたことがある

*4:あくまで傾向