2020年度爪まとめ

幼馴染と現場もないしネイルしちゃおうぜ!と始めたネイル、気づけば1年になりました。ので今までの爪まとめ。

 

8月。持ち込みデザインをできる範囲で再現してもらったもの。色合いがかわいい。この頃爪が短いですね。

 

https://twitter.com/omaenannyanenn/status/1303546760023830529?s=21

9月。中華風ネイル。懇ろネイリストのマリ(仮名)にお願いしてパンダの3Dを作ってもらいました。このとき弱虫ペダルカフェが中国っぽい衣装だったので、箱学イメージで深い青。シールはだいぶ前に買ってたのを持って行ったはず。ストーンと色で作る勾玉かわいい。

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こういうことです。

 

10月。ツイートの通りです。1年でここだけ違うネイル屋さんに行ってます。確か楽天で「エジプト ネイル」で検索して出てきたパーツを持っていきました。マリア像のパーツはエルキドゥっぽいかな…と思ってバビロニアの頃から使ってます。

 

 

11月。OMDに合わせたネイル。確かアメリカネイルでタグ検索して出てきたのを組み合わせてもらった気がします。パールでドットはマリ(仮名)に提案してもらった。気に入りすぎて駅のホームで撮ってる。雲かわいいのでまたやりたい。

 

12月。OMDで雷太さん演じるオリビアちゃんがめちゃくちゃ好みのタイプの女(オリビアちゃん自身が男って言わないで!って言ってました)だったのでそれイメージで。相当っぽくなったんじゃないかと思います。ミニキャラ(?)の色も紫だったし。オリビアちゃんの彼氏のイーサンのミニキャラの色が黄緑、衣装が赤だったのでストーンやハートをその色にしてもらった記憶。

 

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1月。なんでかネイルツイートをしてなかった。特に現場がなかったしその前がゴテゴテだったので割とシンプルめなのにしたいな〜と思い。あとこの年末〜年始の時期はみんな牛柄だった。オリビアちゃんのダルメシアンは柄の上からミラー、こっちの牛は柄の下にミラーです。結構印象変わりますね。

 

2月。リボンはこのあと直しました。ふらっと行った新テニミュで入江(と泰江さん)に落ちたのでそういうイメージです。白とベージュと黄色でかわいい系。知見が浅すぎてマリ(仮名)にこの指どうします?って聞かれてはどうしましょうね…?って答えてました。クマがかわいい。オタクなので入江とテディベアって似てるな〜とずっと思っています。

 

3月。雷太さん演じる大典太イメージの爪。公式ペンライトの色がアッシュブルーだったのでベースを髪の色に近づけてもらいました。確か和風ネイルは絶対にやりたくなくて、成人式ネイルで検索しまくった気がします。元は結構違う色だったような。もうあんまり覚えてないけど。

 

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4月。これもツイートしてなかった。山﨑さん演じる五月雨江イメージの爪です。親指のは犬。劇中に出てきた山吹っぽい花とピアスの雫みたいなやつ。山﨑さんのお誕生日公演が熊本であったので合わせたんですが、結局行かなかったな…。

 

5月。泰江さん演じる広目さんの髪が青なので青。マリ(仮名)のところに真っ青なジェルがないので買いました。結果的に買ってよかった。色合いがカルピスみたいでかわいい。もう片方の手も同じデザインです。ハートのホロも楽天で買った。蝶はチェコビーズだったかな…。かなり気に入っています。青の部分もっとキラキラでもよかった。

 

6月。泰江さんご出演のお感情博士に合わせて。初演の感想を読み漁っても特に役どころが良くわからなかったのでとりあえずシルバーで。実際観てそりゃ感想には出てこないわな…という感じでした。でも増沢は大好き。これもかなりお気に入りです。ちょっと無機質な感じがして良いと思う。花はバリバリ有機物ですが。

 

7月。イベントしか現場がなかったのでなんか目についたデザインでやってもらいました。元は赤だったのがクリアに近づけたら結構ピンクよりの色味になってしまった。手書きのヘタのさくらんぼが好き。親指なので何持って撮ってもかわいくて良かったです。金色のはクマのパーツなんですけど写真じゃよく分かんないですね。

 

8月。かわいい〜。泰江さん演じる柏木くんがポチャッコ推しなので。7月の中旬ごろに施術してもらったのでここに入れます。嬉しくて会う人会う人に見せびらかしてしまった。ポチャッコの3Dはインスタでオーダーして別の方に作ってもらいました。フリルのパーツがかわいいんだけどめちゃくちゃ分厚くて、耳を掻こうとしては毎回つっかえてた記憶があります。オーロラのハートの下から地の青いラメが透けるのもかわいかった。リボンのパーツは黒でもよかったかもですね。1回キャラの3Dに量産っぽいネイルしてみたかったので良い機会でした。

 

正確には1ヶ月ではなく4週間間隔なので多少のズレがあります。ポチャッコも施術は7月の中旬だし。11〜2月、5月辺りは機会があったら色変えたりしてまたやりたいです。終わり。

最近買った化粧品の話

最近は割と買わずに我慢できてる方だと思います。たぶん5月くらいから。前回の記事で紹介したもの以外です。

 

026を買いました。水色ベースに小さめの多色ラメがちらちら光るカラー。他にマットなイエローと多色ラメのピンクも持ってるんですが廃盤になったっぽい。

水色というか白みが苦手でそのまま使うと浮いちゃうんですが、マットシャドウの下に仕込むと瞼のくすみも飛んで良い感じになります。めっちゃギラギラさせたいけど最近はあんまり主流じゃなくて…。真夏になったら皆ギラギラにしてくれるかな。

オレンジに水色・青の組み合わせが好きなのでオレンジシャドウを重ねがち。そういうときカラコンはグレーにしがち。

 

限定らしいけどどうせもうじき定番化するから…。馴染みすぎるのかわたしには色味がちょっと物足りなくて、ラブライナーのミルクブラウンを涙袋の影として黒目の下にちょんと置いてからぼかすようにこれで引いています。ブラウンの二重用ライナーより自然に見えるしクマ?影?みたいな事態にならなくて良い。ブラシが細いので描きやすいし。マスクなのであんまり意味ないけど口角ラインにも使えます。なんか今もう売ってないらしい。でもどうせもうじき定番化するから…(2度目)

 

日本には公式サイトないっぽい。最近めちゃめちゃ話題のマスカラですね。あまりにも良く聞くからQoo10のメガ割で買った。春のメガ割で売れすぎて欠品したらしいんですが、それも分かる。液も繊維も今まで使ってきたマスカラの中でいちばん軽くて、睫毛が元の睫毛の形のままスッと繊細に伸びます。針みたいな睫毛になれる。逆にボリュームはほとんど出ません。色味はビーアイドルのアイドルブラウンをもうちょっと濃くしたようなブラウン。ボリュームが欲しければビーアイドル、繊細さが欲しければmudeかな。KATEの下地なしだと繊維でホワホワな仕上がりになりました。重ねてもダマになりにくく長さだけが出るのでおすすめ。ホットビューラー使うとダマも溶けるし。

 

これもメガ割で買いました。鼻の毛穴の黒ずみが取れる!というのでバズってた商品。結果的には別に…そんなに…。何分置いても角栓が浮いてくる感じがしなかった。これよりは良く見るこっちの方がよかったです。

塗って乾くまで放置してから鼻の表面をくるくる撫でると角栓がぽろぽろ取れます。でも今レビュー見たら正規の使い方ではないっぽい。ジェルの残滓の塊もぽろぽろ出てくるんですけど黒ずんだ角栓もちゃんと取れます。全部ではないけど。なんか塗っておくと毛が生えて来にくくなるらしいです。ほんとか?あとAmazonのリンクを貼りましたがたぶんドンキで買った方が安いです。知らんけど。

 

lipscosme.com

ダイソーのやつなのでレビューで。小鼻というか鼻表面の角栓のザラつきが気になっていて、ファンデーションブラシで洗顔する方法を聞いたものの手持ちのファンデーションブラシはちょっと高いし水に濡らしたら死ぬほど毛が抜けるしでどうにかしたいなーと思って買いました。濡らしたブラシの先に洗顔フォームをつけてくるくるするだけ。表面のザラつきが消えて良い感じ。

 

2本目。日焼け止め効果があって崩れにくくなるので夏場はこれ頼りになってしまう。伸びるのでコスパもかなり良いと思う。乾燥してたまに痒くなるのがちょっと難点。保湿タイプは色がオレンジベージュなので黄転びが怖い。買ってブルーと混ぜるのもありかな。ありかも。その内やります。

 

普通にめっちゃ失敗した。3時間くらいでオレンジに反応して顔色が淀みます。当方ブルベ冬の田畑(取引するときに使ってた名前)です。素直にラベンダー買っとくんだった。なんか良い匂いがします。てかこれを上のセザンヌと混ぜればいいんじゃない?→セザンヌを1回塗った上から混ぜたの塗ったらめちゃくちゃ顔面が白くなったんですけど、ブルーを2回塗ったらそりゃそうなる。昼寝しても黄ぐすみしなかった&落ちなかったので、混ぜて使いつつ様子見て行こうと思います。

 

ボトルがかわいい。別にひんやりはしないんですが、日焼け止めとメイクキープが上からスプレーするだけで叶うので重宝しています。白浮きは一切しないので最悪鏡を見ずにスプレーしても大丈夫。ロック式なのも持ち運びやすくて気に入っています。大きいサイズもあるけど2ヶ月以上保っているので、今から買うなら小さいので充分かも。無職(無職ではない)なので毎日使ってるわけではないですが。日焼け止めを塗った手がベタベタするのがかなり嫌いなので噴射するだけでいいのが便利すぎる。

メイクキープ力ですが汗かきなので真夏の炎天下には流石に太刀打ちできません。6月〜くらいの初夏にはKOSEのメイクキープミストより保ってくれました。肌や他のベースとの相性もあると思うけど。

 

 

以上最近買った化粧品の話でした。

今欲しいのはクリオのプロアイパレットミニの02とロムアンドのグリッターガーデン。あとリップモンスターの別色…。シャドウパレット2つはQoo10のメガ割が始まってからにしよ〜と思っています。

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うちにあるアイシャドウたち。あとグリッター少々。1年前なのでここから7つほど増えてます。1年で7つ?怖…。

ドレッサーの引き出しに入らなくなってきて現在アクセサリーボックスを間借りしています。アイシャドウってびっくりするくらい減らないのどうしたらいいんですかね。終わり。

2021年上半期ベストコスメ

2020年の舞台まとめを途中まで書いてたんですがあんまり良くない言葉だらけになってしまい、人間的にヤバくない?と思って放置しています。

あと新ミュとバクサーとおきロボの感想も書きたい。心覚の話もしたいんだけど、それはラジオかなあ…。まとめで思い出した関係ない話でした。

 

さて、上半期のベスコスです。わたしは1st冬2nd春で中〜高彩度・中明度が得意なタイプ。

 

ベースメイク

下記の3つを使ったらちょうど24時間ベースが保ったので3種の神器と呼んでいます。毛穴はもうちょっとどうにかしたいけど、とにかく崩れない・マスクで取れないが第一なので…。

フォロワーにおすすめされて買った、さらっとするタイプの下地。劇的に毛穴落ちしなくなりました。伸ばすと透明になるタイプの白い下地なのでカバー力は特になし。コスパはあんまり良くないので現場用として使っています。

 

6601番を使用しています。ちょっと明るいけど1段階落とすと暗すぎる上にマスクで影になる部分が出てきちゃうので、これくらいがちょうどいい気がする。

ワンプッシュだと耳垢か?くらいの量しか出ませんが(表現…)それで充分か少し多いくらいです。めちゃくちゃ伸びるので、余ったのをクマの部分に重ね塗りしてもひび割れないし厚塗りっぽくならない。崩れにくいしカバー力はあるしマスクの擦れで取れてしまうことも少ないと思います。@コスメのレビューではマスクで取れちゃったって人もちらほらいたのでこれは相性かも。でも色展開も豊富でおすすめです。

 

自慢じゃないけどフォロワーが誕生日プレゼントで送ってくれました(自慢やないか)。𝑇𝐻𝐴𝑁𝐾 𝑌𝑂𝑈 𝑭𝑶𝑳𝑳𝑂𝑊𝐸𝑅...

ツヤタイプの4番使用です。買うなら4番がいいな〜と憧れてたのでかなり嬉しい。ブラシで全顔にふわっと、崩れやすい鼻にパフで重ねづけして乗せています。高え化粧品の匂いがすっぞ〜!ってウキウキする。パッとくすみが飛んで綺麗です。パール感がないのに何故かツヤっぽくなるところも好き。そして崩れにくい。

 

アイメイク

ちょっと品数多めです。アイライナー、アイシャドウ、マスカラたち。

 

05番のビターキャラメル所持。これが上半期のベストかも。皆が良いって言ってる物には理由があるんだな…とめちゃくちゃ思いました。明るすぎなくてアイシャドウと同化しないけどしっかりオレンジでかわいい。滑らかでスルスルと描けてぴたっと密着します。目尻のラインも細く引けるし、もし太くなっちゃっても描いてすぐならピッと擦れば消えるので楽。繰り出し式なのでほんの少しだけ出して引けなくなったらまた出して…を繰り返しています。今の季節には重いけど秋になったらバーガンディ系のカラーもほしい。

 

02番のピンクブラウン所持。値段と描き心地はキャンメイクに軍配が上がるのですが、色がまあかわいい。キャンメイクの方が上とは言えこっちも柔らかくて描きやすいです。両方折ったことはないけどエテュセの方が折れにくそうな印象。ピンク系はもちろんブラウン系オレンジ系などアイシャドウの色味を選ばないのも良いところです。イエローやグリーンはキャンメイクの方が良さそうだけど。ぼかしてシャドウっぽく使うのもかわいい。かなり好きなカラーです。

 

1号(号?)simply pink所持。毎日アイシャドウを替えることが多い中、唯一3ヶ月くらいずっと使ってたパレットかも。マットやパール、グリッターといろんな質感が入ってるところがいい。マットのちょっとくすんだピンクとミルクブラウンで最近っぽい化粧ができてる気がするな〜と思っています。いろんな服の系統にも合わせやすいと思う。公式サイトのURLを貼りましたがQoo10などで個人輸入した方が安いです。

 

03秘密のオレンジと101気ままのオレンジカーキ(限定)を持っています。限定だけどまだ買えそうなので。03は少しくすんだような色味でオレンジだけどニュアンスのある感じに仕上がるところが気に入っています。101はとにかく配色がお洒落。カーキが暗すぎないのでオータムの色が苦手なわたしでも使えます。なんかどっかの質感(あやふや)がクリームっぽいんですが、二重の溝にも溜まらなくていい感じ。ただ指だと色味より質感の方が出やすいので色を出すまでに結構重ねる必要があります。ブラシの方が楽。

 

上の101と一緒に買ったやつ。01番アイドルブラウンです。前から見てもしっかりブラウンでかわいい。ちょっとミルキーな色。睫毛が絶望的に薄く短くマスカラ下地必須のため、マスカラ単体での評価がしにくいのですがカールキープ力は結構あると思います。液や繊維は軽くもなく重くもなく。

 

限定らしいけどまだ買えるようなので。チェリーピンク(限定)とテラコッタピンクを使っています。もうとにかく色。この色さえあれば下地が頑張るのであとはどうでもいいです。お湯落ちタイプなのでホットビューラーをするとドロドロ溶けてきてアワワワワになる。下地を塗った段階でビューラーは当てようね。今年に出たグレーも気になっています。

 

巧いカテゴリ名が思いつかなかった。ポーチの中身などの記事で言ったことありそうなのは省いています。

 

なんでこのチーク話題にならないんだろう!?ツヤが綺麗に出てかなり好きなチークです。OR01タンジェリンスターを所持しています。かなり濃いオレンジに見えますが意外と発色は柔らかく、ピンクよりのオレンジに見えます。ちょうど公式の指で塗ってる動画とほぼ同じ色。2、3回重ねると粉と同じようなオレンジになるかな?中顔面短縮でチークの上から目の下に逆三角形にハイライトを入れることがままあるのですが、それが一気にできるチーク。濡れたようなツヤが出るので特に春夏重宝します。目への安全性が100%確保されてるわけではないので自己責任ですが、アイシャドウに使ってもかわいい。単色で仕上がります。これもQoo10で買った方が安い。

 

再入荷まだか〜!?

これが全てですが別にトンテキの情報はいい。2回くらい使って即失くしちゃったので早く欲しいです。最後の2本だったんだから2個買っちゃえばよかった。余りがちっぽい01欲望の塊ですが冬ビビにはかなり良いと思います。

 

終わり!同じカテゴリで2つ紹介しちゃってるのが多々あって何がベストだよという感じなのですが、マスク生活だとアイメイクでいかに遊べるかが肝要になってくるのではと思う次第です。わたしはカラーメイクが好きなだけです。

それ持ってるよー!とか試したよー!とかあればまた教えてください。皆チーク買ってみてほしい。安いし。

ベスコス聞いてくださった方ありがとうございました!下半期も聞かれたらやろうと思います(筆無精)。またね〜。

 

 

舞台Oh My Diner感想

期間:11/7(土)〜11/15(日)

劇場:ステラボール

あらすじ(公式サイトより)

現代。
アメリカ、マンハッタンにあるダイナー、その名も『Oh My Diner』 (オーマイダイナー)。

そこで働くスタッフ、店に集まる多彩な常連客…
ダイナーを舞台に、個性豊かなメンバーが繰り広げる シチュエーション・コメディー。

それぞれが持ち込む日常、小さなドラマ…
そんな温かくて楽しい時間を、洋楽の名曲たちとダンスをまじえて、 軽快なタッチで描きます。

お芝居のあとは華やかなライブショー!
豪華キャストによる歌とダンスを、心ゆくまでお届けします!!

さあ、あなたも『Oh My Diner』の扉を開いてみませんか?

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急いで撮ったポスター。入場口の小物やデザインもかわいかったな〜。

ところで今あらすじをコピペして「あ、現代だったんだ」と思いました。

 

今回見る部分やそれによって得られた情報がいつも以上に偏ったためどう書くか迷ったのですが、今回群像劇だったのでお1人ずつのあらすじと感想を書いていく形式で。

あらすじは「忘れていて言葉にできなかった」り「文章にどうしても組み込めなかった」り、「他のキャラクターのあらすじに投げている」場合があるため、いずれも完璧とは程遠いですが、なんとなくの補完とそれぞれのキャラクターの視点の整理のために書いています。今回この時勢で観劇ができなかった方もいらっしゃるでしょうから、再演か続編の決まった未来で(ある前提)「どんな舞台なんだろう」と思った未見の方に少しでも伝わればと思います。キャラクター個人の中で起こった出来事は大体順番も覚えてはいる(つもり)ですが、Aの出来事とBの出来事はどっちが先だったっけ?となることが多々あったため、全体のあらすじを書けませんでした。なので「被ってる出来事を照らし合わせながら読んで頂く必要」があり、全体の流れを把握したい方には不向きかもしれません。 

 

さて、やっと見出しのやり方が分かったのでお名前をタップあるいはクリックなどで飛べると思います。これ使えるようになって嬉しい。

引用しているセリフなどは記憶を頼りにしているため、間違いもたくさんあるかと思います。

観た日によってもかなり印象が変わりそうなので記載しておくと、わたしの観劇した公演は8日昼夜、9日、10日、15日でした。

全ての文章は筆者の勝手な解釈と憶測を含みます。

 

 

 

 

プリンス/三浦宏規さん

地元に帰ってきたことが大きなニュースになるほど一世を風靡するバレエダンサー。しなやかな動きと、どれだけ高慢な態度を取ってもそれが不遜にならない説得力と嫌味のなさが印象的でした。

「懐かしいこの街、貧乏なニオイ」から始まるモノローグ(という名のどデカい独り言)を前奏中に言い切れなくてゴチャッとさせたまま歌唱に入る登場シーンもお茶目でかわいいですよね。

「尊厳を傷つけられると少し可笑しくなる」プリンスの癇癪の起こし方も振り切ってて面白かったし。しかし今回当て書きらしいので無意味な前提ですが、なんと言うかこう、あれ三浦くんじゃないと目も当てられなかった可能性がありますね。三浦くんだから面白いとかわいいで収まっている…。

 

  プリンスは幼なじみのノアイーサンに連絡も取らず*1突然地元に帰って来るのですが、その理由は『スポンサーにレセプションでトップの女性ダンサーと組んで踊るよう言われたもののそれを突っぱね、機嫌を損ねた』から。プリンスについて「大人になってから知り合っていたら顔も見たくない1人に選出する」と語るノアが指摘するには『その女性に嫉妬していたこと、負けるのが怖かったこと』が突っぱねた要因だったようで、それを言い当て挑発して焚き付けると殴り合いの喧嘩に発展しかけます。そんな状態とは知らず店に入ってきたマシューが大学でコミュニケーション学科を専攻していると知り、プリンスは自分のせいで傷つけた相手にはなんと言えばいいか、と質問。「それは当然というか…ごめんなさい、です!」と答えるマシュープリンスは「違うな」と一蹴し、「人の過去のミスに拘ると未来を歩けないぜ?この愚か者が!」こそが正解だ、と言います。は「ごめんなさい」を庶民代表の言葉だと思っており、どうしても口にできなかったのです。

 その後転んでしまったキャンディに謝罪するマシューや、喧嘩をしてしまったリビアイーサンの仲直りにプリンスが衝撃を受けていると、プリンスに夢中だったパトロン志望のジョシュアマシューに鞍替えをします。親切にしてくれる周囲に「ここへ来て良かった」と零すマシュー。その言葉にプリンスは激昂するものの、「過去は捨てて未来を歩けって教えてくれたのはプリンスさんでしょ」「(信頼したいから)友達になりたい」と返されます。

 プリンスに結婚を迫っていたもののマシューへの真実の愛に目覚めたキャンディプリンスに対して「これからはわたしに指1本触れちゃダメよ」と忠告。「もしかして、わたしと結婚したくなっちゃった!?」と言う軽口に戸惑っていたプリンスは答えます。「それはごめんなさい」。言えた言えたと喜ぶ幼なじみ3人。ノアは「これからは全てキャンディの求婚に変換して謝れ」とアドバイスします。そのアドバイスを聞いてか物の弾みか、スポンサーに電話で謝り、無事許してもらい皆で安堵する…というのがプリンスの、そして全体の物語。前半部分はかなり端折っていますが。

取捨選択ができない上に語り口が日本昔話すぎる。視覚的に判別しやすいかと思って色分けしてみましたが、逆にチカチカしたらすみません。

 

このビジュアルかわい〜(100回目)

こちらのインタビューもプリンスの核心に迫るお話があるのでまだお読みでない方は是非。 

ところで疑問があるのですが、これ、根本的な問題は解決してなくない?いや、もう1つのウィークポイントたりえた問題である「謝れない」というのは解決しましたが、そもそも「女性ダンサーに負けるのが怖かった」というところが起点で、そこは解決してないんですよね。もう誰かと踊らなくていいってことになったのかな。最後の謝罪のみ英語で、わたしはso sorryしか分からなかったので実はそこも条件としてスポンサーに呑んでもらってたのかもしれない。レセプションを中断したからといってまた改めて同じメンバーで再開、とはならなさそうではあるけど。でもプリンスちゃんまた同じようなことスポンサーに言われたとき無理ですごめんなさいって言える?

ザックに「お前は生まれながらにして天才だったわけじゃない、たくさん努力を積んできた」というようなことを言われるシーンがあるので、そこで負けるはずがない!と持ち直したのかな?でもトップって皆努力してるだろうし、そこは根拠になるんでしょうか。この疑問は英語の件も含めてわたしが見落としてるだけかもしれません。まあでもプリンスは強くてカッコいいから負けないってイーサンが言ってた(言ってない)(イーサンは恐らくそういうタイプの信頼はしていない)

 

登場人物の中でいちばん共感したのがプリンスでした。選民意識とプライドが高く、しかし三浦くんの言葉を借りるなら構ってちゃん。

周囲にちやほやとされるマシューに「そこは俺の場所だ」と感じたんじゃないでしょうか。しかも自分に対しては厳しいノアまでマシューには優しい。その理由が何かと思えば、自分にはない素直さだと言う。きっと女性と踊れと言われたときに芽生えた“誰にも見向きされなくなる恐怖”が振り返して、だから「ここに来て良かった」と笑うマシューに対して怒りを覚えたのかなと思いました。「俺と取って代われて良かったのかよ」という怒り。全ての文章は筆者の勝手な解釈と憶測を含みます(2度目)

 

「ごめんなさい」に対して愚民がひれ伏すときの言葉とも言っていたので、自分の非を認めると相手(=庶民)より下になってしまうという気持ちがあったのかな。

しかし他人のことを庶民だの愚民だの貧乏だの…。ほんとオリビアちゃんの言う通りどういう育ち方してきたんだ。蝶よ花よと育てられてきたんだろうな…。でも期待に応えるためにそこに甘んじず、努力を重ねたんだなと思うと格好いいですよね。

三浦くんを拝見したのは全国立海後編ぶりでしたが、また一段と歌に厚みが増したなあと聞き入りました。マシューの履いている靴を見て倒れ込む一連の動きと*2Twitterアプリのスワイプ音の真似がイーサンの「音うまっ」含めてかなり好き。

 

 

マシュー/増子敦貴さん

田舎出身の大学生。夢を叶えるためNYへ。本人の素直で暖かな気質が出ていてかわいかったです。マシューの、というか増子くんの天然力(てんねんぢから)を見せつけられる時間がまあまあ長いので、お歌の上手さよりも英語をいっぱい覚えられてすごいな…というのが先に来てしまいました。ハスキーな声が柔らかく豊かに響くのが素敵だなあと思います。

 

 マシューは自身の通う大学の構内をうろついていたSJに大学生?と声をかけたところ、激怒されてしまいます。話の流れでマシューを宇宙人だと勘違いし、思い込むSJに戸惑いながらもと友人になるマシューSJはビショビショに濡れたマシューの靴を見てどうしたのかと尋ねると、「クラスメイトに嫌がらせでやられてしまった」と答えます。

 「代わりの靴がある良い場所を知っている」と言うSJに連れられ、足を踏み入れた店こそがザックの経営するOh My Dinerでした。

その店に飾られていたバレエシューズSJキャンディの制止も聞かずマシューに履かせ、SJはこれで跳んで母親に会いに行けるな!と喜びます。店内の人々に見守られながらザックマシューがじゃれる中、プリンスが帰還。

 SJは帰ってきたプリンスへアイビームを出すようマシューへ指示します。「マシューがメガネを取ると目からビームが出る」。SJはそう信じていたのです。メガネを外されたマシューでしたが当然目からビームなど出るはずもありません。で?と鼻で笑うプリンスでしたが、マシューの履いている靴に気づきます。「アーーーー!!!」甲高い悲鳴と共にソファーの背もたれへ倒れ込むプリンス。強い衝撃を受けたもまた、マシューを宇宙人だと信じ込んでしまいました。その靴は俺のものだと主張するプリンスに、貴方のものだという証拠がないとマシューは反論。証拠も何もリビア以外の周りの人間の全員の証言で証明できるはずなのですが*3、靴が濡れていて履けないので今日だけは貸してほしいと頼むマシュー。周囲に宥められても憮然とするプリンスに、リビアがバレエシューズの飾られていた台にマシューの靴を飾ります。

 次の日。一部始終を見ていたジョシュアが経営するブティックに来るよう誘われたマシューはそこで大量の服や靴を与えられ、改めてOh My Dinerへと向かいます。何やら気まずい空気が漂う中、靴を返そうとしたプリンスマシューは「そんな物見たくもない」と突っぱねられてしまい…。というのがマシューの物語。ここから上記の全体のお話へと繋がっていき、彼もダイナーで働くことになります。

 

J.Y.ザックについては「じゃれている」と表現するしかできなかった。文章であの面白さを伝えるの、難しい…。増子くんの天然力を見せつけられる時間とはここのことです。アドリブ爆発大会。

マシューくん、大体何を言われても2つ返事でハイ!!!って言っちゃうので悪い大人に騙されないか心配です。実際騙されかけるし…。ダイナーの皆に守ってもらおうね。

いちばん好きだったやつ。

ところで冒頭のマシューとSJの会話なのですが、下にいたカップルを注視していたのでちゃんと聞けておらず、掴み損ねているところも多々あるかと思います…。

 

ふわふわとしながらも自分の言いたいことはバシッと言う芯の強さが印象的でした。「だからボクはあなたに媚びない!」と激昂するプリンスに対して言い切れるのすごい。

いわゆる幼なじみや腐れ縁って選んでそうなるというよりは自動的にできるものなので、プリンスが初めて自力で1から関係性を作り上げた相手ということになるんじゃないでしょうか。元々プリンスはあまり他人に興味がなさそうなので余計に。性質が真逆だからこそこれから良い関係を築いていけそうでかわいい2人だ…。カーテンコールでマシューが握手しようと差し出した手に応えようとしたプリンスが一旦引っ込めて、お互いの人差し指同士をくっつけるやつしててかわいかったですね。どうでもいいけどETのネタってもう10年くらいやられてる気がするけどどの世代まで通じるんでしょうね。今調べたんですけどETって1982年公開なの!?ET年上!??!ヤダ…先輩ナマ言ってすみません…。ET年上って何?

増子くんも全国立海後編ぶりでした。先々月くらいに斬月の映像を見せてもらったときも思ったんですが、もっといろんなお芝居を見てみたいな〜。彼のグループでの活動を見ていない分際で言うことでもないんですが。言葉が生き生きとしていて好きなので。

マシューの好きなシーンは既に書きましたが「だからボクはあなたに媚びない!」だなあ。他のシーンとのギャップも込みで好きです。マシューの膨大にある夢ってなんだったんだろうなあ。

 

 

SJ/諸星翔希さん

チケット売り。イーサンの弟でプリンスの元舎弟でキャンディの同級生。弟という立場上か、ちょっと特殊な立ち位置のキャラクター。人との関係にこれだけ違う名前がついている人物はこの作品では珍しいんじゃないでしょうか。公式ツイッターでのキャラクター紹介では悪ガキとのことでしたが、本当にガキでかわいかった。この〜〜!って捏ねくり回したいタイプのガキ。身長も小さめなので(周りがデカすぎ)胸からズンズン歩く様が自分を大きく見せたい小物っぽくて愛しかったです。

 

 SJには嫌いなことがありました。ひとつは大学生と間違われること。もうひとつは差別。マシューに大学生かと聞かれ憤慨するSJでしたが、ふとマシューの靴が濡れていることに気づきます。いじめられているのかと尋ねるSJに、ボクはこんなだから…と答えるマシュー。「差別なんていけねえよ」と嘆くSJ自身に散々詰められたマシューどの口で言ってるんだろう…と言いつつ、SJに友達になってくれないかと提案します。SJのような人が友人になったら、自分をからかってくるような“怖い人たち”から逃れられるのではないかと考えたのです。一度承諾しかけるSJでしたがマシューの詩的な言い回しに嫌気が差し、マシューへ襲いかかりますが返り討ちにされてしまいます。マシューは運動神経がよく、ボーイスカウトの経験があったのです。そのあまりに鮮やかな身のこなしにSJは「マシューは実は宇宙人で、メガネを取るとアイビームが出る」と勘違い。宇宙人の友達ができるなんてと喜ぶSJは強く否定できないマシューを連れて馴染みの店へと連れて行くことにしました。SJにはビショビショになったの相棒の代わりとなる、ぴったりなを思い出したのです。

 ダイナーに到着したSJはまず、新しくできた友人のためにレエシューズを手に入れました。しかしそこでキャンディが「そんな簡単に触っていい靴じゃないのよ!」とマシューに詰め寄ったので大変です。のアイビームにキャンディが焼かれてしまうかもしれません。触れるな! 割って入るSJキャンディの求愛も聞かずにマシューへ靴を履かせてしまいました。そんな彼らの様子を見ていたジョシュアの目が光ります。ジョシュアを利用し、プリンスの近くにいる邪魔な存在を排除しようと目論んだのです。自分には金があり、それが成功した暁にはUFOを直してマシューを宇宙へと帰してやると話すジョシュア。それを快諾したSJは、その後帰ってきたプリンスに対してマシューにアイビームを打たせようと指示します。プリンスさえ討てば積年の恨みが晴らせ、自分がこの街で目立てるようになり、ジョシュア妄執から解放される。とびっきりの案でした。マシューの凶弾に倒れたプリンス(シューズを履いていただけ)との語らいで最終的には分かり合ったり、の命令に体が勝手に動いたり。結局友人が増えたこと以外はいつも通りに、SJの夜は更けて行くのでした。

 

文章で大暴れ感を伝えきれないのが残念。あらすじでは切ってしまいましたが、もちろん2日目にも彼は登場します。この項に限らず記憶に自信のないところはちょこちょこ端折っているのですが(小癪)、順番など間違っていたら教えてください。

小生意気でちょっと粗暴だけど心優しい男の子。オリビアちゃんのことを「散々バカにしてくる」ものの、なんだかんだお互いの間で家族愛みたいなものが芽生えているようでかわいい。たぶん他の一見さんみたいなのがオリビアちゃんに自分と同じようなこと言ったら怒るんだと思う。「昔からSJは好きな子にイジワルなんだ」*4と聞いたオリビアちゃんがへえ〜って寄ってきたときの振り切り方もガキでかわいかったです。いちばん好きなのはあー!って指差してそっちを向かせた隙にピュッと逃げちゃうやつ。オリビアちゃんに頭を撫でられたときに照れて振り払うのも、祖母のことを「おばあちゃん」って呼んでるのもかわいい。全人類の弟?

J.Y.ザックのコーナーで良くオリビアちゃん(というかもう雷太さん)と目を見合わせて笑ってるのもかわいかったです。あのシーンだけは皆もう素で笑っちゃってて好きでした。あと「かったりぃぜ!」の言い方がすごく好き。

 

諸星くんは今回初めて拝見したのですが、表現力が本当にすごい!表現力という地盤に卓越した技術が乗っかっているので演技も歌もダンスも素敵でした。それで楽器までできるんだから神さまに連れて行かれちゃうよ…天に見つからないようにしなきゃ…。あとお名前の漢字の並びがすごい。格好いい。

諸星くんのファンの方々の感想を読んでいると割と役とご本人との気質が近かったらしいのですが、香さんのブログを読むにそれもたまたまだったようで。面白いですね。いやでもあの小物感はめちゃくちゃ研究されたんだろうな…。パーソナルな部分を何も存じ上げない身分で申し上げることでもないですが。動きのひとつひとつがコミカルにディフォルメされていて、アメリカのアニメーションみたいでした。カートゥーンネットワークだった。

 

これツイートでは間違えていて、本来はサイモン・ジェンキンスでした。千秋楽の幕が開く15分前にSJの本名が決まったと風の噂(ツイート検索)で聞きました。

 

ノアの「この兄弟は怖いものに弱い」のときの並んだイーサンとSJの表情が絶妙で大好き。ジョシュアに「何が?」って聞くときの言い方も好きです。感覚的にバカにされていることは分かるけど、何を言ってるかは分からなくて質問せざるを得ない苛立ちみたいなのが出てるようで。

彼は部屋に置いておくといつのまにかお金が湧いている不思議なツボとか買わされちゃいそうで心配です。SJもダイナーの皆に守ってもらおうね。

 

 

ノア/神里優希さん

ダイナーの店員。プリンスやイーサンの幼なじみ。伊達男という表現がぴったり当てはまる人物。カッコつけてると言うよりはカッコついちゃうタイプの男。ストーリーテラーの役割も担っていて、キャラクターの人物紹介も彼の仕事です。もちろん普段のセリフもですが、この地の文を読み上げるときの声や言い方が最高に良かった。

 

 ノアはある大事な決心をしました。それはせっかく受かった大学に行かないこと。早く辞めてくれればいいのに、なんて嘯くザックに、ウソを見破る方が好きなので弁護士は性に合っていないとノアは言います。今日もの城は平和でした。腫れっぽいウェイトレスのキャンディに、そんな彼女に好意を抱いているサボり常習犯の店長ザック。気の弱い幼なじみのイーサンと、彼のパートナーであるデザイナーのリビア。同じく常連のジョシュアここを潰そうと躍起になっていますが、今日も恐らく、大した策はないでしょう。そんな折、イーサンの弟であるSJが新しくできたという友人マシューを連れてやって来ました。初めて会った青年に店の鍵を渡そうとする店長に苦言を呈すなどしていると、プリンスが現れました。あちこち飛び回っていたもう1人の幼なじみが、久しぶりに帰ってきたのです。

 次の日の朝。リビアと喧嘩をしたイーサンが、眠っていたソファーから身を起こしました。そこに昨日、好物のミートローフを食べ損ねたプリンスもやってきます。2人の朝食を仕込むザックを尻目に、ノアは口を開きました。には、確認しておかなければならないことがあったのです。それはプリンスの帰ってきた理由。大方、ノアの想像通りでした。怒らせてしまったスポンサーに謝るべきだと諭すノアですが、プリンス聞く耳を持ちません。終いには「俺はダンサーをやめる」と言い放つプリンスと殴り合いの喧嘩に発展しかけます。ノアはプリンスの帰ってくる場所として、ダイナーに留まることでこの場所を守ろうとしていたのです。また、親友として、の暴挙をこれ以上許すわけにはいきませんでした。しかしその後、プリンスと店に飛び込んできたマシューの会話によって、プリンスも自分と同じようにこのOh My Dinerを大事にしていると、改めてノアは知ったのでした。

 ところでマシューとは素直で気持ちのいい青年です。キャンディも本気で惚れ込んでいますし、店主のザックも気に入ったようです。これはジョシュアの毒牙から守ってやらなければなりません。ノアザックにこの店でを雇うことを提案しました。ザックは笑って言います。「ノアのそういうところは好きだ」

 

慣れてきてだんだん文章がクドくなってきた自覚があります。

法学部なら弁護士じゃなくて検事にもなれるんじゃ?と思ってたんですが、「お前(プリンス)がそんなに弱腰なら、俺弁護士になればよかった。必死にここ守ろうとしなくて良かったのかよ」とのことだったので弁護士には本当になりたかったのかな。ウソを見抜くのが好きっていうのは周りへの言い訳というか、「説明するための理由」なのかなあと感じました。見抜くこと自体も好きではあるんでしょうけど。

ノア、めちゃくちゃ格好よくないですか?頭の回転が早くて思いやりとセンスがあって…。そして本当にお声がとても良かった。艶のある滑らかな声で、すっと耳に馴染むけどしっかり余韻が残るのでナレーションにぴったりでした。個性に富んだ面々の中では抑え気味ですが良い意味で主人公っぽくないというか、観客に対して“感情移入をさせる装置”として働いていないのが良かったです。彼は彼のために存在していて、あの場にいるために何も削ぎ落とされていなかった。ちょっと語彙が乏しくて説明が難しいんですが。ナレーションが一貫して主観的なのも良かったですね。セリフ自体も言い方も、“ノア”から出た言葉だった。だから彼が感情を露わにするシーンでも突飛さがなくて良かったです。ノアの項良かったしか言ってないな。

 

神里くんは2018年の方のトラベルモードぶりでした。今回みたいな役は初めて拝見したんですが、本当にめちゃくちゃ良かったな…。気が弱くて心優しいレイモンももちろん良かったんですけど。プリンスに対するアメがイーサンでムチがノアになってるのも幼なじみたちのバランスが良くて好きです。今まではムチになりきれなかったというか、それをちゃんと振るう前にプリンスがそのスター性を世界に見つけられてしまったんだろうな…。大丈夫かなと思いながら送り出した友達が大丈夫じゃなかったんだからその焦りも分かる。プリンスの帰郷理由を言い当てるシーン、厳しい表情のノアとそうなんだ…と言いたげに感心するイーサンとどこかバツの悪そうなプリンスが三者三様でかわいかったです。あのイーサン、ノアはすごいな…って顔してるのが微笑ましかった。素直すぎる。そういうバラバラの3人が友情を保って集まってるのいいですよね。

眠らない街、ニューヨーク」に対して「眠りたくないんだ、みんな」って口にするときのどこか自嘲的な言い方も印象に残っています。皆が、ノア自身が抱えている寂しさをちょっと見せてもらったような感じがして。みんな表には出さないけど居場所を求めてダイナーに集っているのが垣間見えるようで、好きなセリフです。

雷太さんが神里くんのことを「楽屋では一番愉快」と評していて舞台裏がめちゃくちゃ気になります。本編は諦めるからバックステージの映像だけ売ってくれないかな。たぶんカメラ回してないだろうな。今回映像として残らないのは恐らく権利関係の問題なのでしょうが、著作料くらいこちらで出すのに!ってこういうときいつも思ってしまう。実際はお金だけじゃなくてもっといろいろ複雑な問題があるんだろうけど…。あれが記録に残らないの、未来の人類にとっての損失だよ〜。まあでも何事も外野が言うだけなら簡単って話なんでしょうね。皆やれるもんならやりたいだろうし。

 

 

イーサン/田中涼星さん

フォトグラファー。プリンスやノアの幼なじみでSJの兄でオリビアの恋人。SJの項で「これだけ関係に名前がついてるキャラクターは珍しい」というようなことを書きましたがイーサンも多いですね。というかよく考えたらノアとキャンディは同僚だし彼らとザックは雇用関係にあるし、普通に皆いろいろあるな。なんとなく性質が違うように感じるなという話がしたかったんだと思います(憶測?)

これは直感的にそう感じただけで特にこのシーンを思ってどうと言う根拠(こじつけと読む)などはないのですが、イーサンが登場人物の中でいちばん孤独を感じていないんじゃないかなあ。人や人との繋がりに「これ以上」を求めていない唯一の存在に見えました。他者に責任を求めずに自分で痛みを抱えてしまう人、という印象を受けました。

 

 イーサンの気分は、あまり良いとは言えませんでした。のパートナーであるリビアのワガママに困り果てていたのです。発端はダイナーでのイーサンの注文でした。マッシュルームオムレツと、クリームチーズスクランブルエッグ。*5それを聞くやいなやリビアが「どんだけ卵摂取すんの?タンパク質と浮気する気?」とヘソを曲げてしまったのです。それだけならまだしも、「今すぐ傷ついたぼくを抱きしめて愛してるって耳元で叫んで!」と口にするのだからたまりません。なんとか宥めようとするイーサンでしたが、リビアはこの場で抱きしめなさいよと聞く耳を持たず、キャンディさえ楽しそうに焚きつけてきます。イーサンが助けを求めると、ノアが言いました。「モロッコに行きなよ」。その意図を尋ねると一夫多妻制だから、とノア。いいかも、と検討するイーサンでしたが、今すぐ実行するには見過ごせない懸念がありました。ノアと離れ離れになるのも、いつ帰ってくるともしれないプリンスの幼なじみが1人となるのも大変な問題に感じられたのです。真剣に悩むイーサンに、リビアが言い放ちます。つまんない男! その言葉に闇に飲み込まれそうになるイーサン。ぐにゃりと世界が歪む中、イーサンは「確かに僕はつまらない男だ。だが君はそんな僕を好きになった。だから君もつまらない男だ!」とリビアに言い返します。その反動でか泣き出しそうになったイーサンノア「泣いたらスーザン(だっけ?)先生のマネするぞ」と言うと、または飲み込まれそうになってしまいます。ノアはしまったと眉を顰め、リビアもむくれていますが、イーサンはそれどころではありません。彼がなんとか勝利を収めると、その様子を見ていたキャンディが笑顔で言います。今日も賑やかで平和!

 そんな平和を壊す影がダイナーに潜り込んできました。ジョシュアです。プリンスの才能に惚れ込んでいるは、プリンスが大事だと語るこのを潰そうといろんな策を講じてきました。どれも大事には至っていませんが、このダンディながここを脅かす存在であることには間違いありません。はこちらの警戒が正しいことを裏付けるような含み笑いでイーサンノアに聞きます。「ハイスクールの連絡網は破り捨てでもしたのかね」。望まぬ人の襲来は、しかし望んでいたニュースをくれました。なんと2人の幼なじみであるプリンスが、この街に帰って来ると言うのです!

 

べそかきイーサンのぐにゃぐにゃ演出、わたしが聞いたのは「闇に飲み込まれる」と「闇の部屋に閉じ込められる」の2種類だったと思います。千秋楽ではいよいよプリンスに「なんだそれ」って突っ込まれてて面白かったです。それ聞いていいことだったの?

カップル、かわいかったですね…。もうオープニングでの登場からかわいかった。ショッピングバッグやたぶんメイクボックスを両手に持たされたイーサンがヨタヨタ歩いて、走って追いついたオリビアちゃんがこれもよろしくね♡って手に持ってた荷物をイーサンに託して投げキッス、走ってまたどこかに行っちゃうオリビアちゃんの後ろをイーサンがしんどそうに着いていくの、かわい〜。

イーサンの普段の気質が優しく脆いので、オリビアちゃんとの喧嘩のシーンで見せる怒りに驚くを通り越して慄きました。怖かった。あの場面、サイレントで行われていたのが2人の感情を浮き彫りにさせていて良かったですね。またお2人とも表情や間がどんな言葉よりも雄弁で、気づけば固唾を飲んで見守ってました。ダンスも素敵だったなあ。

しょうもない話なんですが田中さんも雷太さんも手足が長くてダンスのキレが良くて曲の振りもダイナミックなので♪My Boyfriend's Backでいつも風速500メートル…と思ってました(本当にしょうもないね)

料理が出てきたあとの2人がソファーでいろんなことをしているのでついそっちに目が行ってしまいました。オリビアちゃんが卵にケチャップやマスタードをかけて「召し上がれ?」ってツンと澄ましてたのも、イーサンが文句もそこそこになんとかソースを除けながら食べてるのもかわいかった。1回オリビアちゃんがソース類じゃなくてお冷をかけてて(確か9日でした)それはマジで最悪!と思いました。

https://twitter.com/omaenannyanenn/status/1327875199702757376?s=21

好きだったやつ。

 

田中さんはフェルマータぶりでした。フォロワーが終演後みんな口を揃えてジェキ…って言いながら出てきたのが面白くて、良く覚えています。ほんとに周りみんな言ってたしわたしも言った。My Little Ruby BirdとXデー、何度見返したかなあ。ジェキも最高でしたが今回も最高でしたね…。ところでデビミュのウリエルートを心待ちにしているんですけど。

あ、ウソ。裁きの塔の方がフェルマータより後だったしなんならしょばミュ(って呼ぶんでしたっけ)も観た。今回のメンバーの中では雷太さんに次いで複数の役を拝見してる方ですね。映像だけど孤島の鬼も観たし。関東氷帝の乾VS手塚で特に乾推しというわけでもないのに毎回めちゃくちゃ泣かされた記憶が今急に蘇ってきました。話がかなり脱線してしまった。

リビアちゃんと喧嘩してダイナーで夜を明かしたあとスクランブルエッグを注文してノアに「(卵を)愛してるんだな」って言われたときの「やめられないよ」、ノアとプリンスが殴り合いになりそうになるシーンでの「そんなのやだよ!」が好きです。前者は肩を竦める仕草とアクセントやテンションが好きで、後者はこの場面でイーサンから出てくるのが話し合ってよ!などの代替案でなく、“自分の感情”なのが面白かったので。この面白いはfunnyではなくinterestingの方です。イーサンはおそらく事態が飲み込めていないので、そうなるのも已むなしという感じもしますが。良い意味で感情的なキャラクターですよね。オリビアちゃんは悪い意味で感情的だけど、そこがめちゃくちゃかわいいと思います。イーサンもそう思う?

 

 

リビア/雷太さん

モデルになる夢のためにニューヨークに来たものの、それが叶わずファッションデザイナーに。オリビアちゃんが道を歩いていたら2秒でスカウトされそうなものですけどこの世界のモデルって30頭身くらいあるのかな?デザイナーなら自分でデザインした服のモデルを自分でやるのも難しくないと思うのですが、そういえばレディースっぽかったですね。オリビアちゃんの中でそこが切り分けられてるのなんかいいな。

この4枚目。オリビアちゃんのデザイン画の表紙も‪ハートがいっぱいでかわいかった。お化粧も化粧品も大好きなので日替わりメイクが楽しくて仕方なかったです。千秋楽のメイク、クレオパトラだったなあ…。

リビアちゃんも比較的新しいメンバーな上にこの中では割と感性がまともなので、ツッコミ役に回ることが多かったイメージです。オリビアちゃんをイーサンがダイナーに連れて行ったのかダイナーでたまたま出会ったのか…。突然のことにシャッターが押せなかったイーサンに「記者には向いてないね!」ってピシャッと言ってたのはツッコミというより恋人へのイジワルって感じでかわいかった。

 

 リビアの気分は、あまり良いとは言えませんでした。のパートナーであるイーサンの態度に呆れ果てていたのです。の仕事先の女編集長はイーサンを口説こうと熱心なようですし、 そんなイーサンは自分よりも卵料理にご執心です。昔はどこでも抱きしめてキスしてくれたのに、人目があるからと言って傷ついたリビアを慰めてもくれません。極めつけは彼らの幼なじみとかいうです。イーサンは「そんな関係じゃない」と言いますが、会いたいと目を輝かせるのですから油断はできません。そして彼女の警戒は、あながち間違ってもいませんでした。プリンスがこのダイナーに足を踏み入れるやいなや、みんなに夢中になってしまいました。イーサンもです! リビアは熱心にシャッターを切るイーサンをつついたりカメラのフレームに入ったりとしてみますが、どれもこれも軽くいなされてしまいます。更にノアのジョークを真に受けたイーサンプリンスに一夫多妻制について聞くのですから、リビアももう黙ってはいられません。突っかかるリビアを前に、プリンスイーサンへと尋ねます。「こちらのお嬢さんは?」のことをお嬢さんとは、なかなか見る目のある人物です。リビア彼女をパートナーとイーサンに巻きつきながら、プリンスに自己紹介をしました。「ぼくはオリビア。イーサンとの関係は深いんだから」。牽制するリビアに、プリンスは2人にとって思いもよらないことを口にします。「君は美しい。俺の親友イーサンの恋人でなければその唇、奪ってたな」たまらずリビアが、次いでの言葉を聞いたイーサンがそれぞれ叫びます。「今すぐ別れます! お願いします!」「なんだよそれ!」

 夜も更け皆が散り散りになっていく中、プリンスへ靡いた素振りを見せるリビアイーサンが詰め寄ります。激昂するイーサンに突き飛ばされ、突き飛ばし返してしまったリビア。そのまま荷物を引っ掴むとイーサンを残し、リビアを後にします。外を歩いていると、聞き馴染みのある声が聞こえてきました。キャンディです。プリンスの言葉に傷ついたキャンディを慰め、リビアダイナーに戻ると、ソファーに横たわっていたイーサンと鉢合わせします。引き止めるイーサンの手を振り払い立ち去るリビアでしたが、次の日「わたしが悪かったの。ホントはプリンスなんかに興味はないの。でも、意地悪したくなった」と謝罪。イーサンも「僕の方こそ抱きしめてあげれば良かった」と謝罪し、2人は「ごめんなさい」という言葉に震えるプリンスにも気づかずに抱きしめ合うのでした。

 

これだと途中で荷物が消えるバグが起こっているので、荷物持って帰っちゃったのはイーサンと鉢合わせてからのダンスのあとだったかもしれない。袖で置いてきた可能性もあるけどオリビアちゃんには(というか皆には)袖とかないので…。どうだったかな。まあいいや。

しかしこれ色分けが反映されてなかったら意味の分からない文章ですね。個人的にオリビアちゃんは男性でもあり女性でもあるというか、肉体が男性で精神が女性である自分が好きなのかなあというポジティブな印象を受けたので、その印象に準じた作りの文です。ここは作中で明言されているわけではないので感想など分かれるところかと思いますが。

「プリンスなんかに興味はない」と言いつつ、正気を取り戻したプリンスに鼓動を高鳴らせてたり、イーサンとプリンスを交互に指差しながらどうしよう〜!になってたりと、ちょっと怪しいぞ…と思いました笑 でもお腹の底では心は決まってるんだけど悩むふりするのが楽しくてそういうことしちゃうときもあるよね。誰にそれを見せるわけでもなくね。

帰り際のプリンスに手を振るオリビアちゃん、本当にやってることと言えば手を振るだけなんですけど、もう明らかに「気がある相手への挙動」ですごかった。しかもそれが後ろ姿だけで伝わるんだから、わたしが姫川亜弓さんだったら客席で白目を剥いてたな(?) ちょっと躊躇いがちに、でも弾かれたように動き出してて…。そりゃイーサンも怒るよ。ところでイーサンが「オリビアは君(プリンス)にキスをしようとした」って言ってたけど、そんなシーンありました…?席が下手に偏ってたから見えなかったのかな。それともあのまま行ったらってこと?喧嘩中にそうよキスしようとしたわよ!とか言ったのかな。ここちょっと分かんなかったです。

嫉妬するオリビアちゃんはシャー!ってよく爪を立てて威嚇してたんですが、「(プリンスが)帰ってきたら(オリビアを)紹介したいって言ってある!」ってイーサンが言ったときにその手をキュッと丸めて「合格♡」ってご機嫌で座り直したのがすこぶるかわいかった。そのあと手首をくいくいさせて猫のポーズしてたのもかわいかったですね。あの不機嫌な方向に素直な感じといい、気位の高い猫ちゃんだったなあ…。

あとこれはたぶん偶然なんですが、仲直りにきたオリビアちゃんが柄の細かいグレーのチェックパンツに履き替えてるのがイーサンの格好に合わせてきたみたいでかわいかった。イーサンがギンガムチェック、オリビアちゃんがグレンチェックでしたね。オリビアちゃんがかわいかった話スマホ換算であと20行はできるな…。

リビアちゃんの挙動や仕草、台詞の言い回しが正にアメリカの女!という感じで好きでした。特に「感情の波がいろいろよ!これから出会うイケメンに嫉妬するべきなのか、マイフレンドとして大らかに迎えるべきなのか迷ってる」と「そんなデカい独り言、自由の女神にも聞こえてる」が好き。

肩を竦めるときに腕を大きく広げて肘を90度くらいに曲げてるのが良くて。SJの動きは海外アニメを想起しましたが、オリビアちゃんの動きは海外ドラマを思い出しました。ティーンの女の子がいっぱい出てくるようなやつ。

 

ヒロステぶりの雷太さんでした。会いたかった〜……。舞台なので会うと言うと語弊があるんですけど(向こうは分かんないし)、ここ8ヶ月ほどずっと雷太さんの全身から発散される光を浴びたくて仕方なかったので万感の思いでした。

ダンスの最後にポーズをバシッと決めながら肩で息をする姿が大好きなんですが、それが約1年ぶりに見られたのも本当に嬉しかったです。今書いてて思い出したけどこの自粛期間中にインスタライブでKAWAII FESTIVALを全力で歌い踊ってくれたときにも見たな。でもやっぱり練りに練られたパフォーマンスを眩しいほど鮮やかに見せてくれるところが特に好きだなあと再確認しました。あと卓越した身体表現から生まれる細やかな心象描写が好き。そんな雷太さんがかわいいオリビアちゃんを演じてくれたのも嬉しかった〜。幕が開いて110分ずっと夢みたいな気持ちでした。

 

「ぼくはオリビア」ってぼくと言いつつ女性名を名乗るのが好きです。「こっちの方がカワイイから」という理由でオリビアって名前を使ってたらいいな〜と勝手に思っています。何かのっぴきならない事情があってもそれはそれでいいけど。

心理学において恋愛における嫉妬(ジェラシー)は自信のなさの現れと言えるらしいです。わたしはジェラシーにしろエンヴィにしろ、嫉妬っていうのをしたことがないので昔に聞きかじった知識がベースで実感がないんですが。

嫉妬は強くて深い劣等感にもとづいているのがわかる。嫉妬深い人は、パートナーを自分のもとに引き止めておくことができないのではないかと恐れている。(アドラー心理学)

今検索した。強くて深いまでは言い過ぎにしても、何かしらあるのかなあという気はしますね。想像しやすいのは女性性への劣等感だけど、彼女にはあんまりそぐわないようにも感じられて。そぐわないというか恐らく葛藤はあったんでしょうけど、それをある程度は乗り越えてるんじゃないかなあ。どうだろうな。個人の所感です。雷太さんに持っているハッピーなイメージを引きずってる部分もあると思う。

まあでも卵に関しては嫉妬というよりちょっとしたワガママみたいなものなのかなあ。本来は嫉妬って自分に近しく、自分より優位な者に向けられる感情のはずなので。まあオリビアちゃんも栄養素的にはタンパク質だし、食は生命維持に繋がるという面において優れているから卵もそれに当てはまると言えるのかもしれませんが…(?) どうでもいいけど「意地悪したくなった」って言い方かわいいよね。

 

 

キャンディ/社家あや乃さん

ダイナーのウェイトレス。メインビジュアルより舞台でのヘアメイクの方が好きでした。くるくるのポニーテールに目尻のダブル跳ね上げアイラインが睫毛っぽくてかわいい。アクビちゃんみたい。

そして歌声が本当にすごかった!鈴を転がすような高く透き通った声なのにパワフルで、ソロはもちろん、男声での合唱に彼女の声が入ると声の層がぐんと広がって聞き応えがありました。台詞回しも仕草もかわいかったなあ。オリビアちゃんとキャンキャンやり合ってるのも好きでした。

 

 キャンディは色めき立っていました。なんと、プリンスが帰ってきたのです。性格も顔も最高な、キャンディと将来を誓ったあのプリンスがです! 彼女と同じくこのダイナーで働くノアの笑顔や眼差しにも胸をときめかせてきましたが、やはりプリンスへの愛には敵いません。マシューという自称(他称)宇宙人の登場に尊厳を傷つけられたプリンスはおかしくなってしまいましたが、そんなのだって些細なことです。それにキャンディにとってこれは、の本心を聞き出すまたとない機会でした。結婚を迫ったキャンディプリンスが言います。「お前と結婚するくらいなら宇宙人と結婚する」。その言葉に高鳴っていたキャンディの心は一気に氷点下へと突き落とされてしまいました。しばらく固まっていたキャンディリビアに揺り起こされますが、の言葉は深く突き刺さり、なかなか抜けそうにありませんでした。

「ねえ、聞こえた? 彼、わたしとは結婚したくないって言ったの。あれは何かの間違いだったのかしら? それとも、本心?」キャンディは窓の外に向かって投げかけます。「こんな明るい街で、独りぼっちで、誰にも愛されてないって不安になるの。みじめったらしいし腹立たしいし、でも何に腹立たしいのか分からない」「自分によ」感情を持て余すキャンディに、応える声がありました。リビアです。愛されてないって思う方がラクよ。頑張んなくていいんだもん。でも、誰かを好きって楽しいじゃない?」この感情ほんとにウザいんだけどね、とリビアは眉を顰めてみせます。固まっていたキャンディには知る由もありませんでしたが、リビアイーサンは喧嘩をしてしまっていたのでした。彼女は続けます。「女の子は生まれたときから治らない病気を抱えるの。好きになったら、まっすぐにしか走れない病気。大きな傷を作るまで止まれないのよ。変なの」治らないんだから諦めて、とリビアに言われたキャンディは聞きます。「男の子はそうじゃないの?」リビアは笑って答えました。「さあ。あたしには分からない!」

 翌日。店にはほとんど皆揃っています。ザックノアイーサンマシュー、そしてプリンスキャンディリビアの言葉を胸に、プリンスへと一目散に駆け出して行きました。「女の子は、まっすぐ走る!」プリンスに避けられたキャンディは勢い余って転んでしまいます。でもまだまだこんなの、大きな傷と言うほどのものではありません。額の汗を拭うキャンディに、思わぬところから光が射し込んできました。マシューの手です。嫌! キャンディは堪らず叫びました。なんだか胸がドキドキして落ち着きません。どうやらキャンディは、マシューに本気で恋をしてしまったようです!

 

惚れっぽいと言いつつ、ザックの求愛に靡かなかったりカップルの2人には好きって言わなかったり、結構節操あるな…と思いながら見てました(言い方)

たぶんキャンディちゃんの「好き」って「愛されたい」の裏返しだったんじゃないかなあ。だから他人の物は素敵に見えないし、誰でもいいけど誰でもじゃダメで選んだ人から選ばれたい。みたいな。

そんな子が本当に恋を知って「どうしよう!本気だと好きって言えない…!」に言ってるの、かわい〜。

「ホラ!彼(ジョシュア)だって言うよ、あんなドブ猫(キャンディちゃん)に恥ずかしげもなく愛してるって!」リップサービスだよ!」「じゃあ、ぼくへの愛してるはリップサービスじゃなくてぇ」「本心だから簡単に言いたくないんだ」「やだ!好きっ」「知ってる!」「ムカつく〜〜〜〜!!!!」←全員かわいい

リビアちゃんがキャンディちゃんのこと「小娘」だの「ドブ猫」だのと呼ぶのまあまあな悪口だと思うんですけど、この序盤にキャンキャンワーワーやってる2人が、相手が落ち込んだときには慰められる関係なの良いですよね。言いたいことを言い合える悪友よりの友達って感じで。窓辺のシーン好きだったなあ。窓辺のシーンって言うのかな。場面と場所の切り替えもすごかったですね。そこでキャンディちゃんの歌にオリビアちゃんがコーラスで入るのも好き。

 

リビアちゃんの「あたしには分からない」について未だに感情を言語化できないのでちょっと詰めたい。ごめんねちょっとオリビアちゃんのお話するね。モデルって自分の体を使う職業だから、それを目指してたってことはオリビアちゃんは結構自分の外見を気に入ってるんじゃないかなあと思うし。鏡に向かってかわいい顔だけの百面相してたし。

可能性としてはコンプレックスかジョークかその両方かなあと思ってるんですが、みんなはどう思う?(?)

コンプレックスって言っても先に否定したような劣等感ではなく、女性性ないし少女性への憧れという意味で。その憧れを認めて表せる素直さみたいなものを、オリビアちゃんは持ち合わせてない気がするんですよね。プライドや気位が高めなので。ただオリビアちゃんがキャンディちゃんがこれから一生獲得することはない少年性をひけらかすとは思えないし、その線もあるかもしれない。ああでもオリビアちゃんが「男の子として」誰かを好きになったことがないってことなのかも!? えっこれじゃない!?わたしの結論これです!!(そうですか)

結論とは言えそれだけではないのかなと思うけど。今ここで書いたようなことも書いてないことも、いろんな感情が混ざり合って表れたのかなあって思います。キャンディちゃんってすごく“女の子”だから、そういう存在に焦がれたこともあるんじゃないかなあ、とも。オリビアちゃんのお話終わり。あ、キャンディちゃんが出したハートを鷲掴みにしたオリビアちゃんがイーサンに臓器移植してるのも面白かわいかった。

 

頭から爪先まで「かわいい」のエネルギーに満ちていて、元気で無邪気な、鮮やかなまでの“女の子”だった!

プリンスが帰ってくるって聞いたあとだったかな?ソファーで1人座りながら、何か想像してキャ〜〜!!って脚をジタバタさせてるのがめちゃくちゃかわいかったです。これから毎日近くに好きな子おってどうすんのアンタ〜!!(近所のおばちゃん?)

 

あと早口言葉の日替わりもすごかった〜!滑舌もいいしお声もかわいくてリズミカルなので聞いててすごく楽しかった。舞台に即したオリジナルの早口言葉まで飛び出してたのすごいな〜。すごいの三段活用みたいになってきた。

いちばん好きなオリジナル早口言葉です(そうでしょうね)

これあとでオリビアちゃんがほんとにイーサンに折り紙持ってきたらしくて見たかったなあ。観劇日と合わずオリジナル早口言葉は聞けずじまいでした。元のやつも素敵だったのでそれが聞けただけでも嬉しい。

あと関係ない話で恐縮なんですけど、社家ちゃんすごく綺麗な丸アーモンドアイだな〜と思います。横幅も縦幅も大きくて目頭もスッとしてて印象的。

これキャンディちゃんの手帳(?) このリンクはアフィではないです。サンリオの公式サイトでは売り切れてた。たぶん10月始まりなのでダイナーの予定が書けるぞ!(違ったらすみません) わたしが行ったお店にもこれはなくて、クロミちゃんの手帳をオリビアちゃんだ〜って買って帰りました。オタクはすぐにそういうことをする。

 

 

ジョシュア/小野田龍之介さん

ダイナーの常連客。実業家。最初あのチョコレートのキャラみたいなマスコットに準拠してイーサンより薄い黄緑にしていたのですが、はてブのデフォルトだとあんまり色の差がないので途中からしれっと色を変えてしまいました。

登場シーンの印象からもっと悪い人なのかなと思ってたら結構お茶目でかわいかった。

グランドミュージカルに出演されてる方って、その方たち特有の発声をされてるように感じます。何がどうとは言えないけど。声が音になってる感じ?リズムがあって節があって、みたいな。なんというかこう、すごく“舞台っぽい”のでダンディで底知れないジョシュアとマッチしてるように感じました。

 

 元子役スターのジョシュアにはある1つの特別なニュースがありました。最年少プリンシパルに選ばれた、あのニューヨークが産んだ稀代のスター、プリンス・クーパーが帰ってくると言うのです。彼の憎き幼なじみたちはこの素敵なニュースを知らないようですし、その点でジョシュアは彼らより優位に立っていると言って差し支えないでしょう! 聞いていたオリビアが「コドモね」と眉を顰めていますがそんなのは些末なことです。ジョシュアはステージに立つプリンスを一目見たときから確信していたのです。彼こそが運命の金の成る木だと。ああ、湖の畔で手を繋いで歩く自身と彼の姿が見えます。それを現実のものとするために、やるべきことはいくらでもありました。まずはプリンスを産んだこの街に銅像を建てること。場所はこのダイナーの跡地が望ましいでしょう。まだこの店は潰れてはいませんが、遅かれ早かれそうなるのですから同じことです。「ミートローフがないと怒るからダイナーは潰すな!」イーサンが口にしますが、それなら銅像にミートローフを持たせてやれば良い話。そして自分がプリンスのマネージャーになって彼を支え、さらに世界を支配するのです。それにしてもこのイーサンもノアも憎らしくてなりません! 幼なじみなどと宣いプリンスとお近づきになるなんて身の程知らずも良いところです。しかもこの素晴らしき計画に誰も耳を傾けようとしないのだから尚更です。後から現れたザックに『プリンス博物館』の計画書すらビショビショにされてしまいました。

 しかしそんなジョシュアにも好機が訪れます。SJが宇宙人を連れてきたのです。それもなんとメガネを取ればビームが打てると言うではありませんか。そのビームで邪魔者を片付けてしまえばいい。ジョシュアはこの素敵な思いつきを叶えるべく、SJを呼びつけました。自分には金があること、その金でマシューを帰るべき宇宙に帰してやれることを説くと、SJはまんまと乗ってきました。しかしジョシュアの目論見はまた外れてしまうこととなります。なんとSJはコイツが一番の邪魔者だと愛すべきプリンスに向かってビームを打たせてしまったのです。彼を前に倒れてしまうプリンスでしたが、なんとか正気を取り戻しました。ジョシュアはマシューに明日、自身の経営するブティックまで来るように言いつけます。そしてプリンスに「それまでマシューくんに靴を貸してあげなさい。これは命令だ」と言うと、「俺は命令されるのが一番嫌いなんだ」とSJにジョシュアを追い出すよう指示しました。狂乱の中追い出されるジョシュアでしたが、しかし収穫はありました。明日、マシューという輝く原石が店にやって来るのですから。

 翌る日。たくさんの服や靴を出世払いとしてマシューへ与えたジョシュアに、また新たなニュースが飛び込んできました。それはニューヨークが産んだ稀代のスター・プリンスが、ダンサーを辞めるかもしれないという噂でした。

 

マジでしょうもない話なんですけどあらすじを書きながら『ヤンデレの妹に死ぬほど愛されて眠れないCD』の「幼なじみとか言ってお兄ちゃんに擦り寄って来るけど?結局は赤の他人じゃなーい!」の部分が延々と頭の中で繰り返されてなりませんでした。このネタちょっと前のインターネットにズブズブだった人以外に通じるのかな。ダンディな紳士に愛されるものの興味がないのでスヤスヤ眠れるプリンス(なんて?)

先に書いた通り、もっと悪いやつでもっと悪どいことをしてダイナーを窮地に陥れるのかなと思ってたら意外とそんなこともなく。実際お金はあるみたいだし、本気でやろうと思えばいくらでも終わらせられちゃいそうなので、実は今更「仲間に入れて」って言えないだけなんじゃないのかなあと思っていたら、実際2部のショーでザックに私のことも雇って〜!って駄々こねてましたね。あれはマシューが働くことになったからと、プリンスが訪れたときにすぐに分かるからみたいなことを言ってましたが。あの制服着て「いらっしゃいませ〜!」って笑顔のジョシュアさん想像したらめちゃくちゃ面白くない?

SJに叩き出されるとき「なぁに!やだぁ!」ってIKKOさんになるのが好きで毎回喜んでしまった。ジョシュアさんが追い出されて、オリビアちゃんがご機嫌に手を振ってるのもかわいかったです。手の振り方も綺麗だったし。あとキャンディちゃんがジョシュアさんに向けて言う「今日は何を企んでるんだか!」もかわいかったな。ジョシュアさんが「原石を見つけた!」って言ってるときにオリビアちゃんが「あたし?」って両肩に手を置いて自分を指し示してるのも好きでした。そんな磨かれてたら原石どころか宝石だろうが(なんで怒ってんの?)

 

わたしのテニミュは2ndからだったので、小野田さんも今回初めて拝見しました。これ100万人が言ってるんだろうけど本当に歌がすっごかったなあ。圧倒的な歌声の前じゃ特筆することはないくらい平凡なステラボールの音響でも帝国劇場になるんだ…。いやステラボールもそんなに悪くはないですけどね。

ジョシュアさんのくるくる変わる表情もいちいちコミカルで素敵だったなあ。9人全員の個撮映像欲しいよ〜。

 

ザック/おばたのお兄さん

オーマイダイナーの店長。そういえばザックっていわゆる傍観者的な立ち位置なので、彼の物語らしい物語は今回ないんですね。傍観者というか、一歩引いたところでそれぞれの営みを見ているような。プリンスにとってあまり周りにいないタイプの大人なのかなと思います。「スターであるプリンス」のことも「ただのプリンス」のことも、同じくらい認めてる感じがします。ジョシュアさんは分かりやすくスター側に全振りだし、大人ではないっぽいけどノアやイーサンはプリンス自体が枝分かれした先にスターの部分があると思っているイメージ。存在として分裂してないって言うのかな。かなり感覚的な印象の話ですが。

 

キャンディちゃんに言い寄っていて、でもあんまり相手にされてなくて、舞台の脚本を書いていて、でもあんまり相手にされてなくて。それでも悲壮感がないのは、ザック本人がそれで構わないと思ってそうだからでしょうか。

とは言えプリンスの言葉を借りるなら「こんな最低で最高なダイナーのオーナーでありながら夢(脚本家としての大成?)を叶えるためにもがいてる」らしいし、ほぼ全員に「つまんない」と一刀両断されてるレベルのようなので、それは本当になんとかした方がいいよと思います。好きな俳優の演技を観られること以外は何の利もないつまんない舞台を見せられてきた怨念パンチを喰らえ!!!!*6

 

部屋にテレビがないのでおばたのお兄さんのことを知ってたか知らなかったかすら定かでないのですが(見たことがある気もするしなかった気もする)、今回でばっちりくっきり記憶に刻まれました。

お芝居も歌もダンスもアクロバティックもできる上に頭の回転も速い!あと物真似が上手い!(本業!)

増子くんの投げる球が豪速球でもへろへろボールでも、状況に応じてしっかりと面白く返されるのがすごかった。あと増子くんはあれを素でやってるのが本当にすごい。

お兄さんももちろんですが、他の舞台では一握りしかいない「なんでもできるマルチプレイヤー」が一堂に会してるのがこの舞台のすごいところでしたね。どこを見ても何を聞いても楽しかったです。噛んでも噛んでも味がなくならないのにいろんな味が楽しめる魔法のガムだった。

 

店長がメインのお話も見てみたいな〜と思いつつ、彼が“大人”である以上、この登場人物の中では難しいのかなあとも思います。キャンディちゃんのことは本気じゃないというか、邪険にされる前提のアプローチだといいな…。他人の気持ちをあんまりとやかく言うものでもないですけど。

舞台だと難しいかもしれないけどちょっとした小話みたいな感じで見てみたいですね。『店長の1日』。

 

 

まとめ。

終わった…。毎日少しずつでもと進めてきたのですが書いても書いても終わりが見えず、だんだん仕事か?という気持ちになりました。これ別にそんなに分かりやすくないな…と気づいたのがキャンディちゃんのあらすじを書いているときだったので後の祭り。でも視点の整理という部分においては成功した(その後の感想が書きやすかった)のでまあいいかな〜と思っています。たぶん二度とやらないけど。感想の感想って何?

 

普段舞台を観ていて好きな俳優の演じた人物について考えることは多いのですが、他の人物について考えることは滅多にないのでかなり新鮮で面白かったです。理屈を捏ね回して感情を分かったつもりになるのが趣味なので(最悪)全然ピンとこないな…というところもたくさんありそう。

でもやっぱり“好き”ってもう1階層奥に進む力を得られる感情だと思うので、それぞれが好きなキャストやキャラクターについてもお話聞きたいです。観客の境遇や性格によっても受け取り方が全然違うだろうし、もちろんオリビアちゃんの話は死ぬまで聞きたいのでよろしくお願いします。

救済箱

仰々しい名前に排他的な説明文ですがただのお題箱です。

 

 

さて、全体とキャスト以外の部分の感想です。

物語の基本的な骨組みが起承転結ならこちらのお話は承承承承という感じかなあと思っていました。皆の日常の中に「プリンスが帰ってくる」という非日常こそぶつけられたけど、それだってマシューやオリビアちゃん以外にとっては日常だったし、これから彼らにとっても日常となるし。カップルの喧嘩は個人的にはかなりの大事件だったので非日常であってほしいですが(願望?) 

舞台に「演出」と「演者」があるから光るお話だな〜という印象でした。あの迫力があって派手な演出と、役として生き生きと動く演者がいてこそだなあ、という。

それぞれに結構満遍なく見せ場があるからキャラクター皆のことが好きになって、情が湧いて、もっといっぱい見たいな知りたいな〜って気持ちになれてよかったです。再演か続編やって〜!どっちでも嬉しいけどいろんな姿が見たいので続編がいいな。続編がいいです!!

あとやっぱり2部のショーがめちゃくちゃ楽しかった!!楽曲のパワーにエネルギッシュなパフォーマンスを背景の映像がドーン!と後押しして、楽しい以外存在しない時間でした。見てる最中はもちろんずっと楽しい!!と思ってたし終わって3週間経った今でもあー楽しかった!って記憶の箱を開いては思える素敵な舞台だった。だからこそ円盤が欲しい…(発作)

わたしは洋楽に明るくないので(それでも知ってる曲が多かったですが)オープニングやエンディングも何か有名な洋楽なのかな〜でも曲担当の方いらっしゃったし…?と思っていたらオリジナル曲でたまげた記憶があります。以前観た別の舞台でも作曲してらしたのですが、そちらは純和風!という感じの曲だったので何でも作れちゃうんだなあとびっくりした。

 

書き漏らしてることも多々ありそうですがとりあえず以上です。

OMD、スピンオフがいっぱい作れそうで良いですよね。テレビで放送してくれないかな。フルハウスみたいな感じで…。

さ〜て!来週の『Oh My Diner』は〜!?「プリンスの社会勉強」「イーサンとオリビアの結婚式」「SJ、壺を買う」の3本です!来週もまた見てくださいね♪ジャンケンポン✋ウフフフフフフ!

フルハウスは?

*1:元々そういう間柄っぽくもあった

*2:ここで倒れたプリンスをオリビアちゃんが突っついててかわいかった

*3:しかもキャンディちゃんに返してよ!って言われたときは素直に従っていたのに

*4:小学生の頃好きな女の子に虫けしかけて泣かせたりしてそう〜

*5:これ逆だったらすみません

*6:今メインで追ってる俳優では1回もないです

9月に買ったものの話

記録と消費の抑制を兼ねてこういう記事を書きます。ジャンルはごちゃごちゃ。

写真を撮ろうとしなければブログへの精神的コストがかなり減ることがわかった。

Amazonからリンク引っ張ってくるとツイートのサムネがぼけぼけになっちゃうけど。

 

アイスを飲むことが多いので、コースターは結露した水滴を吸いまくってくれる珪藻土のものが好きです。

家で使うからそんなに枚数いらないし、せっかくだから綺麗なの買お〜と思って。プリント面が吸収を邪魔するってレビューも見ました。

使ってみたらそうでもなかった。机に水滴がつかなければ良くない?

こんなにいらね〜(正直) 違うサイズが揃ってて使いやすいです。

使用例。ゴールドのブリオンがあると中国っぽさが出るかなと思って買いました。

暁のヨナ 24 (花とゆめコミックス)

暁のヨナ 24 (花とゆめコミックス)

 

アプリでチマチマ読むのに耐えられなくて24〜27巻を買いました。電子書籍だと巻数揃ってなくてもまあいいかという気持ちになれる。めちゃくちゃ面白い。

好みの問題なんだろうけどぶっちゃけ7巻の方が面白かった。新箱が見たいよーと思って買ってるけど出てこないまま本編が3年目を迎えてしまう…。

俺様ティーチャー 29 (花とゆめCOMICS)

俺様ティーチャー 29 (花とゆめCOMICS)

  • 作者:椿 いづみ
  • 発売日: 2020/08/20
  • メディア: コミック
 

最終巻。1巻からずっと面白かったな…。お話も綺麗に纏まってて楽しかった。この人の伏線の張り方が好き。

足の裏の皮が分厚くなりすぎると立ってて痛いのでこれを使って剥きます。

かなり柔らかくなるけど皮が撒き散るのだけ厄介。今までローズ買ってたけど足が長いので匂いの差は良く分からなかったです(なんて?)

DHC泡立てネット

DHC泡立てネット

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

洗顔するときに細かい泡を作りたくて買いました。家のやつは貧相だったので。

ふわふわもこもこで良い感じ。安いし。Amazon終わり。次Qoo10のメガ割で買ったものたち。

 

メガ割で何か頼もうとしてたときに目についたので買いました。

たまに左右どちらかしか接続できなかったり音飛びしちゃうけど*1イヤホンを触るだけで再生/停止などの操作ができるのが良い。ペアリングも楽だし。

 

6番のフィグフィグと12番のチェリーボムにしました。あと3番のサマーセントと17番のプラムコークを持っています。

12と17の色相当似てるけどなんで買っちゃったんだろ?パーソナルカラーに準じるとこういうことになりがちですね。3は春だし6は夏ですが(準じてないやんけ)

9/3に注文して9/18現在、まだ東京にあるらしいです。もうちょっとかな〜。

 

注文から手元に届くまでがめちゃくちゃ早かった。ブリックブラウンとローズブラウンにしました。

今月はブリックブラウン。白目が透けるのがあんまりだけどちょっとグレーっぽい色も柄も好き。ひまわりがかわいい。

 

だってさあ、1本700円でティント買えて(当時)クッションファンデまでついてきますよって言われたら買っちゃうよ。

DT7とDT8を買いました。7がフィグフィグに似てそ〜。でもリップって特に似合う色塗ったときの映え方すごくない?2割増と5割増どっちがいいですかって言われたらそりゃ5割よ。

8はラメ入りのティント珍しい!と思って飛びついたけどラメ感は薄めでした。あと思ったよりちょっとオレンジ寄りだった。ちょうどMLBBとか粘膜カラーが欲しい時期でした。

リップについては個別に今度書きます。

 

https://www.qoo10.jp/su/435545587/Q132151467

そういえばわたしピンク系のパレットってちゃんとしたの持ってないんじゃない?じゃあ買っちゃってもいいんじゃない?と思って前々から使ってみたかったクリオのパレット買っちゃった。シンプリーピンクみたいなやつ。くすみ色多めでアンティークっぽい仕上がりになる。緑の偏光ラメが気に入っています。あんまピンクってほどピンクでもなかった。

 

ここからは普通にお店で買ったやつ。

ちふれ化粧品 ウォッシャブルコールドクリームN

ちふれ化粧品 ウォッシャブルコールドクリームN

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

クレンジングを切らしたのでとりあえず繋ぎとして買いました。う〜ん、クレンジングとして使うにはそんなにかな…。馴染むのが遅いので最近は顔に塗ってYouTube見てる。まあ擦らんでもなんとかなるかな〜って…。あとちょっと乾燥する。安いしマッサージ用のクリームと思えばまあ全然。マスカラは落ちないのでヒロインメイクのリムーバーを併用しています。

有名なやつ。いいのかな?トリートメントの良し悪しぶっちゃけ良く分かりません。全部ないより良い。コスパがたぶん良い。でもやっぱミルボンの方が柔らかくなった気がする。値段4倍くらい違うのでそりゃそう。

ヘアリエ リペアリーオイル 60mL

ヘアリエ リペアリーオイル 60mL

  • 発売日: 2018/09/03
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

ベタつかないのが売りのオイル。ほんとにサラサラで全くベタベタしません。ドライヤーの前に使うやつ。オイルウォーターだと余計濡れちゃうので。重くならないのがいい感じ。

ピンクに染めてもらったので美容院で買いました。ピンクよりも紫の方が影響しやすかったのかなんかどんどんペールオレンジみたいな色になっちゃった。最近毛先が傷んできたので使用を控えています。これのせいじゃないかもだけど。

ぺんてる ハイブリッドデュアルメタリック 14色セット K110-14ST

ぺんてる ハイブリッドデュアルメタリック 14色セット K110-14ST

  • 発売日: 2020/09/10
  • メディア: オフィス用品
 

大好きなやつ。復活&色追加で嬉しい〜!!また限定みたいだけどほんとかわいい〜。きらっきらのペンです。ラメが超入ってて紙の色でインクの色も変わります。別に変わんなくてもいいんだけどかわいい。めちゃくちゃ好き。ぺんてるさん♡恒常にして♡

f:id:omaenannyanenn:20201009011248j:image

手紙書くときにかわいいかな〜と思って買いました。かわいい。

f:id:omaenannyanenn:20201009011734j:image

ママのサコッシュhttps://raitamama.booth.pm/

はてブのリンクの貼り方が謎だった。URL押せば飛ぶかな?

iPadが入るサイズなのこの間気づきました。めちゃくちゃ便利。軽くてマチがないのに大容量。大きめのメイクポーチも入っちゃう。流石にポーチとiPadは両方入らないけど。マジで毎日使ってるんですけどフォロワーに会うとみんな半笑いになる。

食料品と服飾品除けばこれくらいかな?いろいろ忘れてると思うけどまあいいや。今月は頑張って我慢します。終わり。

*1:もしかしたら髪のせいかも

MAMA'S NIGHT感想〜ワタシとママの濃厚接触〜

楽しかったなあ!!!!!!!!!

9/26に行われた、雷太ママの無観客イベントの感想を書きます。まずはティザームービーを見てください。ティザームービーがあるイベントって何?

ちなみにこのツイートから配信も買えます。買って視聴しながらこれを読んでください。ウソ 視聴に集中して

どないなっとんねん

このスパンコールの赤いドレスが宣伝用(あとムービー用)で、本編には出てこなかったのすごくないですか?ちょっと1回クローゼット見せてくんない?

 

全編通して言えることですが、雷太さんの演出力がバリ高。全てが120点なのに加算どころか乗算なのがすごい。これでカットなどの編集なしなのが信じられないくらい。

雷太さんのパフォーマンスに最高の生演奏、超絶カッコいい照明に痒いところに手が届く絶妙のカメラワークで、ひとつの“完成された作品”でした。これで2000円は安すぎる。慈善事業か?

アーカイブが10/17まで何回でも視聴可能なので(視聴可能期間ならいつでも購入できます)再生しながら軽く書きます。セトリなどのネタバレがある!!

 

①オープニングムービー

この世のエロスを全て集めるな “宇宙”が産まれてしまうだろうが

構成も音楽も画面ももちろんママ自身も全部良すぎる。カメラってこんなに質感を伝えられるんだ…と思いました。

時々挟まれる果実たちはなんのオマージュなんだ。こっちは思春期ですよ(?)

 

②Feeling Good

ドラァグクイーンの方のオマージュ?わたしは明るくないんですが、有名な何かがあるらしい(あやふや)

世界が広いというのはそれだけたくさんのことを楽しめるということなのだなあとつくづく思うし、雷太さんもママも知らない世界の入り口に手を引いて連れて行ってくれるヒーローなんですよね…。

オフショルダーでシルバーのスパンコールドレスに肘まであるグローブ、パワフルな声に合わせた力強いパフォーマンス。どうしたらリップシンクであそこまで情動を篭められるんだろう。そしてのっけから照明もカメラワークもバッチバチに決まりまくってて、この時点で上がりまくってた期待値の更に上が来てしまったな…と思いました。最高〜。手袋から花びら出すところでシルエットになるママがここのお気に入り照明です。

本当に凄まじくて、その次のタイトルコールで思わず口々に「雷太だ…」「雷太だ…」ってざわざわした。いや雷太じゃなくてママなんですけど…。

 

③聞いてよ!雷太ママ

大天使〜!橋本さんのことを大天使とお呼びし始めてかれこれ7年になります。身内ネタです。

ベイビーたち(雷太ママがファンのことベイビーちゃんって呼んでくれるのかなり良くないですか?)の相談に対してお2人が優しく真摯に答えているのがとても素敵でした。大天使もすごく柔らかに寄り添える方だなあ…。ママほんとにスナック経営し始めて5年くらい経ってない?その貫禄なに?

ただパーソナルカラーのオタクとして1個言いたいんですけど、パーソナルカラー診断は「これしか身につけてはいけない」という縛りではなく、「自分の得手・不得手を知って好きを似合わせるための近道」ですからね…本質的にはママのお答えに近いものなんですよ…。*1 イエベだから青みピンクは〜とかブルベだからオレンジは〜とかわたしもウルセーー!!!って思うし特に他人に押し付けるのはナンセンスだなあと思いますけどね。*2 流行りすぎちゃったんだよな…。アイツ、ほんとはいいヤツなんすよ…(誰?何?) 言うてわたしは自分が『理論』になるのが楽しくてたまらないから愛してるだけという節もありますが。でも「好きだし似合う」ができたら最強じゃん!?

 

④QUIZ RAIMONEA

いや天才だわ。照明やSEはもちろん、ニコ生ならではの機能も使ってあの番組が完全再現されてました。当初はコメントだけの予定だったのかな?大天使のライフラインの使い方もそれぞれの設問の特性にビシッとハマっててよかったですね。設問の作りも上手いし大天使の頭もいい。ママに電話待機を命じられていたらしい川﨑さんも無事無駄に遣われてたし(?)

ママ「ファイナルキッス?」大天使「ファイナルキッスって何?」ママ「契りのキスよ」

なんて?

 

B-GIRLイズム

ママのフルコース。クールで格好よくキマってるのにたまに見せる表情や仕草がかわいくて最高!!

ビートボックスで選んでる音が全体的にいつもより高めな気がしました。気のせいかな?いやママのビトボを聞くのは初めてなのでいつもとかないんですけど。DJママのノリ方かわいかった〜。

外では原曲をループしまくってるんですが、同じ詞でもママと重きを置いてる言葉が違って聞こえるのが面白いな〜と思いました。もちろん全部最高なんですけど特に「落ちた化粧もいわば勲章」が良すぎる。あと「期待裏切っちゃうのが生き甲斐」がチャーミングでかわいい。

このシルバーのドレスに黒の手袋、色のある照明が射すと綺麗に色が入ってすごく素敵!お洒落〜。

あんまり記憶がないので同じこと書いてたら同じこと書いてんなって思ってください。

 

⑥ムービーコメント

けんとおじちゃん改めけんとおじいちゃん!そりゃ1年も経てば忘れるよね…笑 普通に考えて新しい台本を1字でも多く覚えることのが職業上もっと大切だからオタク、笑って…。

優作さんはこう、“いいやつ”感がすごくて、喋ってるのを聞くと安心します。雷太さんのお友達ほぼほぼ手嶋純太説を提唱する。よく分からない人は弱虫ペダル55,56巻を読んでください。

最近は生放送もずっとママだったので道端で既知の仲の人と出会ったみたいな感覚でした。雷太さん久しぶり〜!雷太さんとママがテーブル囲んでハンバーガー食べてたら誰も近寄れなさそう。平均身長190cmの世界。

 

ここからライブパート。ママのトゥルーコスチューム(トゥルーコスチューム?)にリップも変わってた!シュウウエムラのやつかな〜。

⑦歌舞伎町の女王/椎名林檎

ヨッ待ってました!!!(野次) ママのテーマソング。また聞けると思わなくて嬉しかった。ママ、1年前より歌が上手くなってる…。

スナックサンダーってカラオケありますか?チラシの裏みたいになってきちゃった。

ジャズみたいな曲(物を知らない)から一瞬静かになったあとの前奏!!!盛り上げの天才か?

来た来た来た!!って心がブワーッとなる感覚、ライブでしか味わえないですよね…。

青いライトにママのシルエットが浮かび上がって、ピンスポでパッと靄が晴れるみたいになるのが美しすぎる。かっこいい〜。

口笛からの「女に成ったあたしが」の表情がグッとくるほどセクシー。そして最後の照明演出も大好き。これまでシンプルだった分めちゃくちゃ映える…。

 

⑧年下の男の子/キャンディーズ

緩急〜!!!こんなん目の当たりにしたら亜久津も泣きますよ(亜久津は強いから泣かない)

一転してキュートでポップ。黄色とピンクや紫の照明も合っててかわいい。

祐吾くんと優作さんのポスターに挟まれるママ、気の多い女で最高〜。

ここで恐らく優作さんが「おれだーーー!!!」ってコメントしてるの後で見て笑っちゃった。聞かされてないのかよ。

私のこと好きかしら!?\大好き〜〜!!/

はっきり聞かせての指好き(指)

 

⑨別れても好きな人/ロス・インディオス&シルヴィア

MCのバンド紹介から大天使の乱入。照明が“マジのやつ”で大爆笑しちゃった。

リビミュで男性パート入る前にママがその日のお相手の名前を呼ぶのが召喚みたいで好きだったんですけど今回は大天使で確定してるのでなかった。

ソーシャルディスタンスを保ちながらの演出らしいけど物理的な距離があると切なさの方がより強調される気がしますね。この2人今夜はご飯だけして解散しそう。

 

⑩あゝ無情/アン・ルイス

前説からのタイトルコール!!タイトルコール?(急に不安)

は〜〜最高。噛み締めてしまいました。ほんとに世界でいちばん「いい女」じゃないですか?

「悪いけど良くモテてます」のウインク!!からの左肩!!なんで肩こんな丸いの?1番はアオリのアングルが多く感じるからか格好よさが際立ちますが、正面からアップになったとき生唾を飲み込んでしまうほどの色香がありますよね…。語彙がキモくてすみません。

「街に霧が降る」の照明大好き!!ここの切り替えはダイジェスト映像にもありましたね。霧がかかったみたいに見えるの素敵〜。

 

⑪ヒーロー/葛城ユキ

人生の伏線回収か?????

わたしの中で雷太さんはヒーローで、違う存在とはいえママだってもちろんそうなので、しばらく夢かと思いました。それを言ったら初っ端からもう夢なんだけど、これまでとはまた違う種類の夢…。鮮やかな光をバックに笑うママの胸に浮かび上がるヒーローの文字。この光景だけで100年生きられる気がします。

この曲を歌うママの格好よさったら!!!あのいつものブルゾンがマントに見えてきましたよね?(同調圧力禁止)

そして照明が本当にすごい!!めちゃくちゃ格好いい!!特に「永遠に愛よ眠れ forever」の直後の音が変わった瞬間のママの動きとパッと切り替わる照明のパターンが本当に気持ち良くてそこだけ50回くらい繰り返して見てるけど何回見てもッハア〜〜〜になる。最高の音ハメ。まるでママが体でスイッチを押したみたいでカッッッッコいいんだ…一瞬で世界が変わったような感覚があって…。これ本当にママとバンドメンバーと照明さんの全員がタイミングを合わせないと起こり得ないのでは。その瞬間を引きで収めてくれていたカメラさんもすごい。その後間奏終わり辺りでバーッと明るくなってシルエットだけになる演出もその後また元のパターンに戻る照明もほんと全部が格好いい。格好いいしか言ってないしたぶん見てない人には分からないだろうけどとにかくめちゃくちゃ感銘を受けたことだけは伝わって欲しいです。すごかった〜。

「男たちはヒーロー誰でも」と歌うけど、わたしにとってのヒーローは雷太さんとママだけだよ…。

 

十戒(1984)/中森明菜

アンコール曲。アンコールの画面まで凝ってたなあ…。ちょっとママにしては言葉が強すぎるかな…と思いつつリクエストしたんですが、大好きで死ぬまでにママで聞きたかった曲なのでほんとに嬉しい〜。フォロワーもリクエストしてたので結構多かったのかな。あんなん世界中が聞きたいよなあ。

改めて出てきて手を振るママの笑顔、新木優子ちゃんそっくりじゃなかった?笑うとハートリップで本当にかわいい…。ここも歌い出しでスッと曲の中に沈むのが格好よかった。「イライラするわ」の「わ」で照明が刺すように鋭くなるの大好き!!舞台でもライブでも照明を見るのが大好きなんですが、いやも〜ほんと垂涎ものですよ。今まで生きてきてこの照明カッケー!と思ったことのある人間全員見てみてほしいもん。

「甘えてるわ 止めて冗談じゃない」の振りがめちゃくちゃ格好いいしその後のダンダンダン!で振りと一緒にパッパッパッと変わる照明も格好いい。あとAメロのスタッカートの部分がセクシーで好きでした。歌詞部分が終わるとすぐ大天使がクラッカー持ってきてそのままご機嫌よう〜!!って明るく終わったのもめちゃくちゃ“希望”でしたよね…。エンドクレジットまで格好よかったなあ。

 

さて、この記事の副題なんですが、わたしたちにとって“推し”(便宜上この表現を使います)ってたった1人じゃないですか。推しが複数いる人もいて、わたしもそうなんですが、だからってこの人のお芝居ないしパフォーマンスが見たい!って思ったときその人の代わりを別の推しがしてくれるはずもなく。好きな理由も追いかける理由もそれぞれいろいろあるけど、自分の中で揺るがなく替えの効かない存在だからその人を推してるわけですよね。その人がくれた開いては輝く思い出だったり、自分の人生にもたらしてくれた影響だったり。そういうことを考えているとき、わたしたちの世界では時々自分と推しの2人きりになることがあると思うんです。

それはもちろん悪いことじゃないんだけど、だからたまにこちらが推しにとって多数であることを忘れてしまう。あのときキモい言動したなーってこっちが5年引きずってることもきっと知らないし、そもそも向こうは覚えてないでしょう。たぶん。お願いだから忘れててくれ。個人が多数を相手にするには限界があって、その中で取りこぼされる人は必ず出てくる。今のこの文章だってうんうんと頷いてくれる人がいれば、そんなことないけどなと首を傾げる人もいると思います。

でもママの言葉はその取りこぼされた人にすら寄り添ってくれるような包容力を持っていて、わたしたちという多数に向けられたものがわたし個人の根幹に響いて震わせる。それはもう心の濃厚接触と言っても過言じゃないんですよ(過言です)。

こっちが構えてる垣根をひょいっと乗り越えて、気づけば隣にいるような。ほんとに「私は貴方を愛しているから貴方も貴方を愛してね」って言ってもらえるのすごくないですか?あとは私が私を愛するだけでこの世の味方が2人になっちゃうんですよ。まあわたしはわたしを元々めちゃくちゃ愛してるんですけど(自意識エベレスト)、こんなに味方になってくれて心強い人他にいないもんね。という意味合いでした。いやそんな真面目に語るようなタイトルでもないんですけど。でも本当にここがヒーローのヒーローたる所以だわ…と思います。ほんとに自分が欲しいときに記憶から蘇って背中を押してくれるようなパフォーマンスと言葉がいっぱい詰まってて、すっごく楽しいのに楽しいだけじゃ終わらないの、すごい…。

 

当初はもっと宣伝みたいなことを書こうとしてたんですが、見てたら盛り上がってきちゃって単なる「ぼくのすごいと思ったところ」になってしまいました。夏休みの課題?

全部の項目の下に購入ページのURLつけてやればよかったな。

2000円で10/17まで繰り返し何度も見られる最強の点滴です!!書くのに1週間以上かかったのでその間にダイジェストも公開されました!!!

そしてRAITA CHANNEL開設2周年おめでとうございます。見せてくれるこれからの何もかもが楽しみ!!

*1:例えばわたしの場合、くすんだ色は顔がぼんやりしちゃうから身につけるときはシェーディングをいつもより濃い目に入れる、みたいな

*2:でも結局診断でなんて言われようがその後どんなものを身につけるか決めるのは自分だしね

秋メイクの話

秋っぽい化粧がした〜〜〜い!!

しましょう。

 

 

ベース

セミマットにハイライトでツヤを出すのが今秋のトレンドって美容院のコラム動画みたいなやつで見ました。あんまり守ってない感じです。

セザンヌ 皮脂テカリ防止下地 ライトブルー 単品 30ml

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  • 発売日: 2018/05/01
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

とりあえず使ってるやつ。もうそろそろなくなりそうなので近いうちに何か買います。乾燥肌なのになんでこれ使ってるんだろう(バカだから)

Qoo10でリップ買ったらおまけでついてくるキャンペーンのやつ。バグ技。今見たら9/17まででした。

マスクにめちゃくちゃついたけど粉を叩いてなかったわたしも悪いと思います。色はランダムでわたしは02番でした。商品画像ではちょっと黄色いかなと思ってたんですが黄転びもせず*1明るさもちょうどよかったです。セミマットでカバー力もあり。コンシーラーなくても戦えそう。

世界でいちばんかわいいチークだな。最近は主にハイライトとチークを馴染ませる目的で使うことが多いです。ラベンダー色のツヤ、うれしい。

言わずと知れたという感じです。マジで毎日使ってるのになくならない。ずっと同じ形で底が見えてる。

 

アイメイク

最近雑誌読んでないからトレンド分かんない。ので、秋になったら毎年やる好きなやつ。

最近は安定して手に入れられるようになって良かったなあって毎回言ってる気がする。

①目幅が欲しい分だけ上にも下にも塗りたくる。

②ブラシで下瞼の際にラインを引くように入れ、下に向かってぼかす。

キングダム リキッドアイライナーS バーガンディ 0.5ml

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  • 発売日: 2019/08/09
  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

③上瞼の際に引く。

えっこれ限定なの?違ったわ。

④いっぱい塗る。

パナソニック まつげくるん (ナチュラルカール) ピンク EH-SE10P-P

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  • 発売日: 2010/03/01
  • メディア: ホーム&キッチン
 

⑤いっぱい上げる。

⑥どっちかを塗る。終わり!

下瞼に上瞼より重い色を入れてアンニュイな?感じに?するのがかわいいと思います(よく分かってないのかよ)

あとマスカラは下に塗るアイシャドウよりも明るい方が両方際立ってかわいい。言うてチェリーピンクはそんな明るくないけど、まあピンクがかわいいので。使ってるアイライナーの色にも似てるし。

シャドウはブラウンならなんでもいいんですけど、あんまり暗すぎる色にするとパンダになってヤバいのでちょっと濃い目の中間色くらいの色を使ってください。グラデーションを作る中でベースの次に塗るくらいの色。下に向かってぼかさなきゃ暗い色でもスモーキーでかわいいけど。まあ好みっすね。アイライナーはたぶんなんでもいいです。

カラーマスカラは色によって影響を受ける範囲が少ないので似合わないってことはないと思うんですが、できればシャドウと色相を寄せた方が統一感が出てかわいいかなと思います*2。でもオレンジのカラーマスカラほし〜(9月化粧品不買の心…)

かわいいばっか言ってんな。いやこのアイメイクめちゃめちゃ好きなんですよ。どうでもいいけど「アイメイク」と呼ぶのにちょっとした気恥ずかしさがあります。でも目化粧って呼ぶのもサ、変じゃん…。

 

チーク

粉飛びゼロで少量で色づくのでマジで一生なくならん。たまに爪で引っ掻いちゃったときしか減らない。秋冬はこの色が使いまくれていいな。春夏秋冬使いまくってるんですが。

 

リップ

夏の新色だけど濃すぎて夏には使いにくかったやつ。満を辞して登場 ここに参上(小学生でも思いつく韻)

化粧を始めるとき、保湿の次にこれを塗っておくと終わる頃にはティントがティントされていい感じになります。とどめのティッシュオフでマスクにつかない上にちゃんと色が乗ってる良唇(りょうくちびる)に。目を控えめにしてる分(※されてない)こっちをギラギラさせても絶対かわいいのにな〜。マスクフリーになったら上からラメ乗せたい。今秋は無理だろうけど。

 

夏は割とアイシャドウはワンカラーにグリッター乗せて〜みたいなことやってたんですが、オレンジをベースにブラウンで締め色入れて目尻に赤入れると秋っぽくなる気がしてそっちもたまにやってます。

秋はゴールドのハイライトほし〜ってなんとなく思ってたら靁太ママにシャネルのゴールドハイライトを紹介されて揺れている。

あれ、もしかしたらゴージャス姉妹をハイライトとしてCゾーンに入れるのめちゃくちゃかわいいのでは?→試してみたんですけどマジでめちゃくちゃかわいかったです。秋はこれずっとしよ。

この短い秋が終わるまでにいろいろ試してみたいです。終わり。

*1:オークル系のファンデーションを塗ると顔が黄色くなって死ぬ

*2:ピンクブラウンならピンク系、イエローブラウンならオレンジ系