梅棒 9th "RE"ATTACK『超ピカイチ!』 感想

大千秋楽お疲れ様でした!!!超〜〜楽しかった!!!


前回の記事でピカイチだけがノンバーバルかのような書き方をしてしまったんですけど、梅棒公演全体の特徴です。後者のつもりで書いたんですが前者に取れますよね。日本語間違えちゃった。

ダンスと曲でお芝居が展開し、9割以上セリフがないという、今まで全く観たことも触れたこともないタイプの演劇でした。息もつけないほど目まぐるしく変化して行く陣形にそれぞれキャラクターやキャストの特色を生かしたダンス、連続して流れるその場面にぴったりの曲。どうやって選曲してらっしゃるんだろう?

緻密な計算の上に成り立つ動きにハチャメチャさが乗っかって、何重にも楽しかった!


未見の方へあらすじを1文で纏めると、主人公が「生徒会長になれたら付き合って」と言おうとしたところ「パンツくれよ」と言ってしまい、それをヒロインが快諾したことから学校をひっくり返すほどの騒動に発展する、という話です。もっと簡単に言うと皆でパンツを取り合う話です。

キャラクターもキャストも皆大好きになる最高の舞台でした!
どうしてもお目当てがいる分視点がそっちに寄ってしまったので全員というわけには行かないんですが、以下特に好きだった登場人物について。明記がない場合は定時制の話です。

一応内容について説明しながら書きますが時系列順でなかったり抜けがあったりするため、未見の方へは不親切な作りの文章かと思います。
長くなってしまったためそれぞれのキャラクターの名前をタップ及びクリックすれば飛べる仕様にしようと思っていたのですが、調べてる間に力尽きてしまったので頑張ってスクロールするか全部読んでください(!?)


ネタバレと多大な自己解釈を含みますので今後の再再演をご観劇予定の方はお気をつけください(再再演の予定、なし!)。

 

 

 

 

 

 

 


振り回される純情な感情
道玄坂 光徳


まず登場人物のコピーがキャッチーで好き。

優しくちょっと気弱な男の子。頭もそれほど良くなければ運動もそれほどできない設定なんだと思う…たぶん。
キャストの方がバリバリ動くので判断が難しいところですが、恐らく優しさ以外は特筆することがないような、 平凡な男の子なのかなあと思っています。ちょっと昔のラブコメの主人公そのもの、という感じ。

暴れる雲子さんの頭をスリッパで何でもないような顔で2度も叩くのは*1どこから来る大胆さなんだろう…と思いますが、そもそも好きな女の子に「パンツくれよ」って言える胆力があれば結構行けそうな気もする。

傘を忘れたヒロインに貸して自分は濡れながら走ったり、「強烈にマズイ」雲子さんの料理をパクパク食べておいしい!って笑ったり、ピクピク痙攣?する雲子さんにY字バランスで宥めてあげたり、謂わば敵である豪徳寺を助けたり、定時制では最後ぶちまけられた鞄を拾って行こう!って声をかけてあげたり。要所要所に見える優しさがどれも暖かかったのが印象的でした。


皆に取り囲まれて散ったあと真ん中に道玄坂が残る構図の、「皆に黒幕と間違えられて袋叩きにされ、テニスラケットが道玄坂の頭をぶち抜いている」様と「投げ込まれたパンツを被ってパワーアップする」様の対比が面白かった。

生徒会長になるために投票してくれ!って自分から友達に頼まない辺り煮え切らないけど誠実だなと思います。

 

静かに燃えるマブダチ
長谷川 出雲


夢女製造機。ヒロインに雲子ちゃんとの仲を誤解されて避けられ、自暴自棄になる道玄坂を熱く厳しく諭す男。追いかけた道玄坂が権田原とキャッチボールしてるのを見てクッと顔を歪める表情が好きです。

孔雀丸に協力を求める道玄坂と一緒に土下座したり、点数稼ぎの掃除に付き合ってあげたりと情の篤さが印象的。これはマサチューセッツくんもそうですが、率先してそれができるのは強みだなあと思います。というかいくら好きな友達のためでも3時間土下座は無理。膝痛いし。

制服にパーカーでどうも!高校生です!ってナリなのに(偏見)ピアノでベートーベンの運命が弾けるわ弦楽器*2も弾けるわでギャップの塊。かっこいい。

聞いた話ですが江夏に騙し討ちのような形で殴られたあとニヤッと笑って殴りかかろうとしてたらしく、想像しただけで格好良すぎて痺れた。

あと超ベートーベンを封印していたピアノのお札を何の気なしに剥がしたあと、カリカリって爪で引っ掻いて息を吹きかけてたのが妙に好きです。

 

海を越えたオタク留学生
徳重 マサチューセッツ


帰化しとる。でも留学生ってことはいつか国に帰っちゃうんでしょうか。それはちょっと悲しい。

ファニーでキュートな見た目に大きな身振り手振りのオーバーリアクション。まんま「アメリカ人」という感じ。納谷さんは薄桜鬼の斉藤で拝見していたのでクールなイメージが強かったんですが、どちらかというとそういう役の方が珍しいみたいですね。

ぱあっと弾けるような笑顔に躍動感のあるダンスが印象的。土下座のシーンで腰を振りながら落とし、しずしずと仲居さんのような動きをするのがかわいい。

初め恐がっていた人体模型くんと踊る内に友情が芽生えて行く様が大好き。彼らは言葉を使わずに対話して、心を通わせたんだな〜と思うと愛おしかったです。作品の構成上ダンスだっただけで実際は会話だったのかもしれませんが、どっちでも素敵。人体模型くんを倒した蓋村に反撃するマサチューセッツが前髪を上げて息を吐くところが好き。回し飛び蹴りもかっこいい!

 


冴え渡る孤高の天才
孔雀丸 明


主人公たちの熱意(3時間の土下座)に押し負け、持ち前の高い頭脳を生かして道玄坂がどうすれば生徒会長になれるかを進言してくれる存在。道玄坂のためにウグイス嬢(嬢ではない)にまでなってくれる男。

ヒロインの体操着を盗み*3誰もいない教室でリコーダーに口をつける仮面男の正体でもある。
初見ではかなりびっくりした!何故か登場人物には全然関係のない他人だと思ってた。
孔雀丸はほぼダンス中にパソコンを持ちながら踊るんですが、動きを制限して仮面男のダンスと差別化を図る意図があるのかな?と思いながら見てました。


選挙当日、言い争う道玄坂豪徳寺に「生徒会長を殴り合いで決めるなど愚の骨頂」と割って入り、教頭先生にじゃんけんで決めるよう口を出すんですが、勝利し喜ぶ道玄坂の横から仮面で現れズルして勝利。

教頭先生は勝ったからと生徒会長の権利を道玄坂から仮面男へ移行する。もちろん他の人たちが黙っているわけもなく、逃げる仮面男を追いかけるがそこは天才と呼び声の高い孔雀丸、ベートーベンの指揮棒や妖怪たちを封じていたお札などで皆の体を操ったりパンツを求めるゾンビに変貌させてしまう。
しかしパンツの力で強くなった道玄坂や、そんな彼に助けられた豪徳寺に次第に追い詰められ、最後は豪徳寺の鉄拳に高台から落とされて全治何ヶ月かの怪我を負う…(突然のあらすじ)


最後ヒロインにもブン殴られるシーンで江夏が喧しく焚きつけてるのが好きでした。動きがうるさくてかわいい。ヒロインが拳にハーッと息を吹きかけるのも好き。

道玄坂を生徒会長にさせるためにやってたことも、じゃんけんで決めようって言い出したのも漁夫の利を狙ってのことだったんだろうなあ。

持たされた皆の鞄を転んでぶち撒けたあと、定時制では道玄坂、全日制では豪徳寺が拾い集めて持って行くシーンでやっと彼は名実共に仲間になれたのだろうと思います。彼が仲間を望むにしろ望まないにしろ、道玄坂はきっと孔雀丸への恩を持ち続けるんですよね。苦しくて嬉しい話だ。

 

嵐を呼ぶとびっきりヒロイン
浅香 尚子


読んで字の如く。誰に対しても分け隔てなく優しく、明るい笑顔で照らす女の子。
活発で快活。定時制はショート、全日制はポニーテールという髪型だったけど、どっちもわかる。とびっきりヒロインというコピーがこんなにも似合う子たち、世界中どこ探してもこの2人しかいない気がする。

男の子という男の子が好きになる、理想の女の子。あんなかわいい子に後ろから肩叩かれたらそんなんそれだけで好きになっちゃうよ。豪徳寺に振り向いてもらえない小春ちゃんが尚子ちゃんを責めたあと、独りきりになったときの悲しげな空気が印象深いです。道玄坂から差し出された傘を突っぱね、走って帰るシーンの脆さがそれまで見せていた顔とは真逆で好き。

最後自分の態度を謝る小春ちゃんに笑顔でラケットを差し出すシーンが大好き。それを取って笑顔をこちらに向けてくれる小春ちゃんも、そんな小春ちゃんのぼよよんをぼよよんする大夏姐さんも大好きで、未だに思い出すと泣いてしまいます。今も打ちながら泣いた。

でもパンツどうせ人にあげるくらいなら売りたいよな。こういう考え方だからヒロインになれないんだろうな。

 


恋する原宿系ぼよよん娘
橋本 小春


大好き!この『超!ピカイチ』という作品がノンバーバルなのにここまで話の内容が判りやすい理由の1つに、彼女の存在が挙げられるんじゃないでしょうか。はっきりとした喜怒哀楽を表情に、ダンスに乗せられる表現力に圧巻。

転校してきた豪徳寺に始めは全く興味を示してなかったつまんなさそうな表情から一転、恋に落ちた瞬間の笑顔がめちゃくちゃかわいい!豪徳寺はちゃんと見てろ!!!そわそわと浮き足立って舞い上がる様が正に「恋する子」で最強にかわいい。

パワフルでダイナミックな、重量感のあるダンスが好き。道玄坂たちのクラスではつい引き寄せられて、小春ちゃんばっかり見てました。衣装チェンジ後の赤いスタジャンかわいかったな。

尚子ちゃんの項でも書きましたが嫉妬から辛く当たってしまった彼女へ謝れる、その素直さが好き。恋の前に身動きが取れなかっただけで、小春ちゃんだって尚子ちゃんのことが好きで、だからいつも一緒にいたんだよね…。きっと何度も自己嫌悪したのだろうなと思うと余計に愛しい。

生徒会長が決まった辺りのところで彼女のことを見逃していたことに今気づきました。あの謝罪した段階でまだ小春ちゃん豪徳寺を好きなのかなあ。どなたか見てた方がいらしたら教えてください。

 

アンチ校則カリスマJK
鷹橋大夏


途中まで女帝みたいな感じなのかなと思ってたのが良い意味で裏切られた人。定時制は江夏と淵上がちょろちょろ後ろをついて行くので侍らせてるのかと思ったら単純に慕われてるだけっぽい。全日制の3人はもっと対等というか、普通に友達って感じでそれも良かったです。全日制はあの3人が軽音部でもなかった気がする。

春ちゃんに頼まれて豪徳寺とのツーショット撮ってあげたり、失恋に悲しむ小春ちゃんに寄り添ったり、最後小春ちゃんが謝るところにもちゃんとついて行ってあげる面倒見の良さが好き。普段目をかけてるのは江夏と淵上っぽくて、そう思うとそこ3人の仲の良さと大夏姐さんの優しさが見えて良いなあと思います。勝手な解釈ですが。

豪徳寺に心奪われそうになってぽーっとしてる姐さんに江夏と淵上がわたわたしてるのも好き。そりゃあんなんに慕われたらかわいいよな…ヤバい格好してる上に片方186cmの大男ですが…。

全日制でヒロインを責め立てたあと、落ち込む小春ちゃんの手を姐さんがそっと握っててかなり喜んだ。

 


闇に彷徨うエゴイズム
江夏 惇


江夏…守ってやりたい…。
初っ端から江夏の話ではないのですが、梅棒の公演に足を運ぶきっかけをくれたのが雷太さんでした。とにかく感謝の一言です。好きな人のお陰で好きなものがたくさんできて、世界が広がって行くのすごく幸せ!だから人生って最高!


江夏は調子に乗りやすくて小狡くて長いものに巻かれる、下っ端の見本のような男の子(186cm)。そのくせ不意にびっくりするほど蠱惑的になるのが不思議。あれは一体?
男性的なセクシーさではなくて女性的なセクシーさ。共演者の方も「妖艶」と評されていたのでわたしが可笑しい訳ではないです。

先崎(というか上西さん?)のために鉄棒を持ってきたあとの江夏が、目を細めて半開きにした唇に指を引っ掛けるみたいにしてただけでも狂うのにその手の左右を変えまくっててどうしようかと思いました。あれエロくないって言う人ヤングジャンプすら読んだことないです。

何がすごいってそんな妖艶さと小悪党の、対極にある顔がちゃんと同一人物として存在していたところ。
自分がナメてかかってた相手が強いと判ると慌ててへこへこし始めたり、長谷川にもへこへこするフリして殴りかかったりとかなり小物なんですが、表情や動きがチャーミングで妙にかわいい。事あるごとに首掻っ切る振りした親指を下に向けながら舌を出すような子だけど慌て方はトム&ジェリーのジェリーで…。

ヒロインのパンツを見ちゃったときも2回目は口に手を当てながら女の子みたいな横座りをしてて、1回目下卑た顔をしてたお前はどこにと思うんですが(お前って言うな)何故かどっちも江夏として存在してるように見える。

東京公演の途中から手の甲に文字を書かれていたんですが*4、名古屋の大千秋楽は「格付け王に」「俺はなる」でひっくり返ってしまった。バカでかわいい〜!
実際に見てはないのですが「だ天使」「しっ黒」がいちばん好きです。

長谷川に最後謝りに行くシーン、長谷川が何も言わないので無視されたと思って憤る江夏が、絶対今までの彼ならしたであろう死ねってジェスチャーをしないところに成長を感じて好きです。成長なのかちゃんと反省しただけなのかその両方なのか。どれにせよかわいい。

選挙当日に勢揃いした皆が睨み合うシーンで高速で舌出し入れしまくってて笑いと悲鳴があがってたのが面白かったです。あとテニミュポーズしまくってたところで千秋楽にスピードガンやってくれたのがめちゃめちゃ嬉しかった!!!「好きな俳優と好きな俳優」の類義語、カツカレー、天ぷらうどん、生ハムとチーズの盛り合わせ…

お着替え後の黒リップがバチバチに大好き。ツイッターでもブログでも写真が見られて超〜嬉しかった!


雷太/RAITA on Twitter: "梅棒『超ピカイチ!』 大千穐楽を終えました! 本当に本当に応援してくださった皆様、 ありがとうございました! 最高の思い出です。 関わってくださった皆様に感謝です。 取り急ぎになりますが、 載せたかった写真ズを。 変貌後のわたし& X そしてそっくり(?)な和也さんとのショット!🤗… https://t.co/8mF1AZKvw8"

 

ツイートの貼り方が下手。お着替え後小春ちゃんの赤いスタジャンもかわいかったな〜。楢木さんがエラいことになってしまうけどあわよくばお着替え後の衣装ブロマイドも欲しかった。

全日制の江夏はスタンダードに格好いいワルでした。ますますどうしてああなったんだろう。全日制の江夏は小春ちゃんが好きなので、豪徳寺のところに行こうとする彼女を引き留めたり大夏姐さんに渡されたマイクで小春ー!好きだー!って未成年の主張したりしててかわいかったです。

 

夢に溺れるナルシシズム
淵上 候介


梅棒さんのツイキャスを視聴しました。大夏姐さんが3年、江夏が2年、淵上が1年なんですね。江夏アイツ1年生の胸にギターぶつけて平然としとったんか!!!
定時制はともかく全日制は全員3年生だと思ってたので意外。ツイキャス視聴したのは途中からで一部しか伝え聞いていないので詳しいことは判りませんが。

爪先で投げキッス(?)する江夏が捌けるとき、すれ違い様にギターをぶつけられた淵上がしょんぼりしたままお辞儀するのがかわいかった。あとでおやつを買ってやろうね…。

音楽室でタバコを吸う大夏姐さんが長谷川に注意されて、姐さんが吐き出した煙を間に割って入った淵上が一旦吸い込んでから長谷川に吹きかけ直すところが好きです。江夏と2人でゲラゲラ笑ってるのもかわいい。やってることは最低だけど…。

全日制の淵上は選挙当日に何故かオネエになってぶりぶり動いててびっくりした。動作だけであそこまでオネエを表現できるのがまずすごい。名古屋の大千秋楽は定時制でしたが全日制のみのキャストの方々もカーテンコールで登場してくださって、定時制の江夏とオネエ合戦を繰り広げてたの大沸きしちゃった…夢かと思った…。

 

孤軍奮闘スポ根キャプテン
権田原 孫八


この人も全日制と定時制でキャラクターが結構違うなと思った内の1人。パンツの話が持ち上がる前に部内で生徒会長に推薦されたとき、定時制は生徒会長<野球なので断っていて、全日制は案外乗り気なように見えました。

定時制の「お前たち野球と生徒会長どっちが大事なんだ!」みたいなことを聞くシーンもなかったような…?全日制は1回だけだったのでこの辺り曖昧ですが。

散り散りになった野球部が蒙古斑先生や権田原自身の情熱(あと壇上に上げられる客)で再び団結するシーンが好き。そのあとまた亀裂が入ってしまいますが…。
思い通りにならない(部員たちの上達が見込めない)キャプテンの焦燥が空回った結果その熱量についていけない他の子たちのやる気がなくなって、それに更に焦って…っていうループに陥ってああなっちゃったのかなあと思ってました。

じゃんけんのときに出したグーで部員たちを殴ったあと抱きしめるシーンが本当に大好き。かっこいい。

でも4人じゃ試合に出られないんじゃ…?道玄坂と長谷川とマサチューセッツと孔雀丸と豪徳寺…5人いる!いける!
一悶着あったあとこの5人が助っ人として来ると思うとアツい。戦力になるかは別として。

言葉を使わずに対話するシーンが好きなので、離れて行ってしまった部員に対する憤りや悲しさ、苦しみをぶつけるように投球する権田原と、ヒロインに勘違いされて同じような感情を抱いていた道玄坂がキャッチボールする場面も好きです。あそこで連れ戻しに来た長谷川が帰っちゃうのも、権田原が自分の生徒会長選挙に立候補してた立場を捨てて道玄坂のチームにつくのも好き。あの登場の仕方はずるい。かっこいいもん。

あと蒙古斑先生にマイクを渡された権田原が、ちょっと迷ってから意を決して歌おうとしたのにマイクを先生に奪われるシーンが好き。

 

沈黙のマッスルキャッチャー
先崎 奉一郎


すごい名前だ。キャプテンが違うからキャッチャーのキャラクターや立場も変わるのか、キャッチャーが違うからキャプテンが変わるのか。

定時制は先崎が蝉時雨先生の奴隷になる前、寡黙で厳格なキャプテンを影で支える良き理解者って印象。生徒会長になんかならないと突っぱねる権田原に「生徒会長立候補」のタスキを次々と出すシーンが好き。

それに比べて全日制は結構最初から奔放だったイメージ。開花前からキャプテンのこと秒で裏切るし…。

定時制も全日制も開花後のバリバリダンスが見応えあって大好き。

 

バイブス重視の安打製造機
蓋村 黄太


校歌斉唱のときノリノリで身体を揺らすのが妙にツボ。バイブス重視というだけあって1人だけ普段の動きもヒップホッパーで好きです。

生徒会長=パンツを皆に言い触らした人。おパンツ騒動(お家騒動)を巻き起こした張本人。しかしヒロインと道玄坂の会話を聞いて皆に知らせないと!になるのがすごい。わたしだったら黙って自分だけ立候補する。

人体模型を吹っ飛ばした事実を隠蔽しようとするわ、人体模型くんの頭をバッドでブン殴るわ、権田原に中指立てるわとやりたい放題で、不誠実だし不真面目だしで普段なら嫌いになるようなキャラクターなんですが、なんか憎めなかったです。あの動きのせいかな…。

 

頭の中では守護職
公文式 瑾太郎


正直めちゃくちゃ印象が薄い。ごめんなさい…。蓋村と同じ行動を取る上に蓋村にかなりクセがあるので、そっちにばかり目が行ってしまいました。

豪徳寺の手の甲にキスするのがワンちゃんみたいでかわいかった。聞いた話によると彼の表情の機微がとても良かったらしいので、それを踏まえた上でもう一度観たいです。

 

モーレツ爆走体育教師
蒙古斑 彦摩呂


梅棒では大阪公演がいちばん盛り上がるらしいんですが(確かにそこかしこから声が聞こえてきた)、全日制で蝉時雨先生を助けるためにロッカーから現れた蒙古斑先生に対して、ワッと上がった歓声に自分の感動が底上げされるような感じがして、改めてそれが許される場所っていいな〜と思いました。名古屋も全員上げてけや(大魔王)(冗談です) やっぱり皆蒙古斑先生のこと好きだよなあ!?

オープニングで180度に開脚しながら高らかに駆けていくところからもう大好きで毎回笑ってしまった。熱血だけど特に無理強いしないし、定時制ではデートを取りつけてテンション上がってるからとは言え落ち込んでる生徒に落語打ってあげるし、しかも笑わせながら(権田原は笑わないけど)励ますし、大人として正しくてすごい。


蒙古斑先生、剥き出しの自分で飛び込んでも引かずに受け止めてくれそうな安心感がある。結婚して!蝉時雨先生と!

地味で真面目だった想い人が突然女王様になって(しかも他の男の手によって)思ってたような人と違う!って幻滅しないのすごくない?無下にされても落ち込むばかりで嫌いになったり不貞腐れたりしないところも好き。

卒業した生徒が事あるごとに訪ねてきそうな先生だな〜と思う。でも往々にして在学中の生徒には嫌われがちなんですよね…。江夏も校歌斉唱のとき机に足乗せたのを注意されて挑発してたし。

絶対体罰に訴えなさそうな、熱血を履き違えてないところも好きです。生徒のこと殴ったら先生が泣きそう。そして落語が上手すぎる。定時制では客席から1人選んでお題を提示してもらい(ダジャレじゃないです)即興で落語を打つコーナーがあるのですが、そこで選ばれた方がその後の野球部のバンブーダンスでも選ばれていて、先生がそのお客さんに向かって「ヒロコ(仮名)今日忙しいな!!!!」って叫んだのが忘れられないです。言い方がいちいち面白くてすごいな〜。ヨッ!大天才!(?)

落語前の自己紹介で選りに選って名古屋楽のとき、彼のトレードマークである「黄色いバンダナ」を「黄色いハンカチ」と言い間違えてハンカチじゃねえや!!!!!と一通り突っ込んだあとカテコ後の挨拶で黄色いハンカチ振ってたの大笑いしました。先生流石すぎる。

 

パッション秘めた学級担任
蝉時雨 貂子


蝉時雨先生の早着替えも皆好きだと思う。開花前も後も全日制と定時制で衣装が違うのですが、特に開花後が演者さんの特色を生かした格好でめちゃめちゃ素敵!猿だからエロくてサイコー!って思ってました。


こちらが全日制のsuzuyakaさん。
suzuyaka on Twitter: "梅棒 超ピカイチ 全日制ver 豪徳寺 蝉時雨 先崎 千葉涼平 suzuyaka パイレーツオブマチョビアン 💋💋💋… "

こちらが定時制のYOUさん。
YOU on Twitter: "超ピカイチの全てのステージが終了しました。 言いたい事が多すぎて、まとめられないけど 皆とステージに立てて嬉しかった。 たくさんの方に見ていただけて 嬉しかったです。 本当に本当にありがとうございました。… "

 

それぞれsuzuyakaさんの艶やかな笑みと女性的な色気、YOUさんのクールな表情とバキバキの腹筋に良く合うお衣装で大好き。違うタイプのセクシーさですよね。ダンスについては開花専用曲(?)が全日制と定時制で変わるので浅学の身では言及できないのですが、全日制の優しいお姉さんからエッチなお姉さんへの転身も、定時制の一貫したクールさ(でも落語が好き)も両方好きでした。

蝉時雨先生が体育以外の教科を受け持ってるんでしたっけ。小学校やないか。先生方の専門性が強くなるので、小→中→高→大と進学の度に「変な先生がいるな…」と感じる頻度が高かったことをなんとなく思い出したのですが、そう考えると蝉時雨先生や蒙古斑先生、教頭先生はなんだか小学校の先生然とした 雰囲気ですね。学問の前に人があるような。感覚的なお話で恐縮ですが。

エンディングで元の服に戻ってしまうのは残念でしたが、非日常で得た経験や感情を持って日常に帰る様は良いですよね…。先生が選挙に参加するのもすごいけど、あの格好で校内をうろうろしてるのも改めてすごいな。何故か自然に受け入れてた自分にびっくりした。

カーテンコールで蒙古斑先生の想いに応えてるのも素敵。結婚して!式に呼んで!

 

千載一遇空回り教頭
張本 角男


めちゃくちゃリアル。こういう教頭先生いる。教頭先生が前説を担当されているのですが、初見の日もうセットと教頭先生がニコニコと登場する様を見てあ、これ絶対面白いやつだ!と確信したのを覚えています。面白い作品って空気感に滲み出るのかなあ。

楽しいけどこの前説は何回も聞くのキツそうだな〜と初見で思っていたのですが(結構長いので)ちょっとずつ変化をつけたり工夫したりしてくださったお陰でダレることなく、でも重要な箇所は省かず伝えてくださるので判りやすく、初見の人にとってもリピーターにとっても面白い。注意事項なので省かないのが当たり前といえばまあそうなんですが、調味料を使いすぎて素材の味が判らなくなったりしない、ちょうど良い塩梅だなーと感じました。どこから目線で恐れ入りますが。

じゃんけんで道玄坂豪徳寺に割って入って「わたしのために争わないで」と歌うヒロインに向かって「争いの主役はキミじゃない パンツなのさ」って言うの普通に人権問題でウケちゃった。道玄坂とわたしはパンツなんかなくてもヒロインのことが好きなんですけど?(なんでお前?) 豪徳寺は恋のきっかけがビンタとパンツだからわたしと同じ土俵にはちょっと立てないかな…(なんでお前?)

教頭先生、タンバリン叩いて大はしゃぎしてるところも、雲ちゃんに甘えられて妖怪たちの道玄坂への票を有効にするちょろいところも好きです。

 

解き放たれた模範
二宮忠次郎(全日制)/忠実な人体模型(定時制)


わたしは定時制2回(東京)→全日制1回(大阪)→定時制3回(名古屋)というスケジュールだったのですが、公式サイトでのそれぞれのバージョンの説明に

>【全日制ver】
> 初演の楽しさをぼぼ完全再現しつつ、更なるブラッシュアップを施した "ド真ん中直球" スタイル!
>【定時制ver.】 
>同じ物語とは思えぬほど、キャラと展開がさらに濃く味付けされた "7色の変化球" スタイル!

とあり、全日制はもっとスタンダードなラブコメなのかと思っていたら急に二宮金次郎の逸話ベースの朗読が流れてきてかなり驚いた記憶があります。マジでびっくりした。裸足の忠次郎に自分の靴を履かせてあげるマサチューセッツがかわいかったです。


定時制初めて観たとき最高のタイミングでMonsterの前奏が流れてきて大笑いした。初めというかかなりギリギリまでここは違う曲の予定だったんでしたっけ。そりゃモンスターだわ!ってめちゃくちゃ面白かったので天才の采配。

本来人体模型にない脚がダンス中も補助的な役割を果たしていて、もちろんそっちの脚がないと成り立たない動きのはずなのに本当にないように見えるダンスが印象的でした。バネ仕掛けのようって言葉が適当かは判らないんですが、びよんびよんと物っぽい動きをされていて感動しました。

演者の方曰く「12時を過ぎちゃったポーズ」がとてもかわいい。わあ!ってお顔が好き。

雲ちゃんが道玄坂にフラれたときに曲のフラレガイガールに合わせて「フッてんじゃないよバカ」「いつか天変地異級の後悔に襲われりゃいい」って口パクでキレてたのも大好き。かわいい。マサチューセッツの飲ませたモンスターエナジーで復活して抱き合うのもかわいかった。オタクは人外と少年の間に芽生える友情が好き。

 

時を超えた楽聖
超ベートーベン


初演と全日制に出演されてる遠藤さんの当て書きとパンフレットで楢木さんが言及されてました。

フラれた雲ちゃんが道玄坂に抱きついたところをヒロインが目撃してしまい、ベートーベンがガクガク痙攣するところが怖くて好き。これは定時制だけでしたね。
痙攣しながら手にしていた楽譜を撒き散らし、一通り暴れたあと落ち着いて拾った楽譜の上下や表裏を合わせる理性的な動きが面白かった。
痙攣しながら楽譜に書き込むところで動かないヒロインの上体を倒して、その背中を使って書き物する様ヤバかったな…。

白く光る指揮棒で人を操る能力(?)を持ちますが、選挙当日、正体を現した孔雀丸の謀略によって暴走するシーンでは赤く光っていてなるほど!と思いました。長谷川が首を傾げながら振ったときも皆操られてたし、指揮棒にそういう能力の念みたいなものが篭ってるんでしょうか?

最後の江夏と淵上が長谷川、ベートーベンと和解するシーンで江夏たちが良くやってるブギウギポーズ(パーの状態から中指と薬指だけを折る)を皆でやっててかわいかった。ブギウギポーズって今は亡きスペースワールドのジェットコースターで取らされるポーズなんですが、一般的な呼称なのかは謎です。あのジェットコースター、散々揺らされたあとに何の脈絡もなく突然黄金色に輝く仏像が現れるのがめちゃくちゃ好きだったんですが、もう拝めなくて残念。

ベートーベンが肖像画へ戻ったあとブギウギポーズしてたのがかわいくて大好き。あとA•ra•shiの顔芸が好きで超見てました。

 

個室から来たメンヘラ
トイレの雲子さん


“愛”…ですよね…。鬼怖い登場から一転、人の頭をぶん殴っておいて立ち去ろうとする(言い方)道玄坂を引き留める仕種のかわいいこと。


雲ちゃんの登場ソングがマキシマムザホルモン予襲復讐なのですが、初めて聞いたのでかわいい曲だな〜と思いながら個室のドアから伸びる手を見ていたらシャウトと共にその手がトイレットペーパーを渡す小春ちゃんを引きずり込もうとしてびっくりした。なんとか逃れた小春ちゃんを追う動きはまさしく人外のそれ。初めて見たときはただただ衝撃で、1周回って人間の体ってあんな動き方ができるんだ…と呆然としてしまった。何回観ても怖かったなあそこ…。

シャウトのあと急にオッサンが喋り出したと思ったら雲ちゃんが口パクしてて大笑いしました。いやオッサンやんけ!同じ位置。同じ位置。同じ位置。で小春ちゃんのポンポンを3回ぼよよんするのが大好き。

❀ MOMOCA ❀ on Twitter: "あ〜無意識に超ピカイチ!のセットリストを流している自分は既にピカイチロス。 曲を聞くと脳裏に焼き付いてる光景が蘇ってくる〜 予襲復讐でさえも愛おしい。 笑 同じ位置同じ位置同じ位置。… "

全日制は定時制に比べて人外っぽい動きこそ少ないものの*5可憐なお顔に謎のガニ股、豪徳寺とのブレイクダンス対決で2人並んでヘッドスピンしたのが最高でした。超盛り上がった。

確か定時制だけだったかと思うのですが、ブリッジしながら回転して進むのがすごくて怖くて、妖怪だー!!と思ってるから(?)そのあとのセットの階段を1段ずつ降りるなんでもない動きですら余韻で怖く見えました。

でも道玄坂に全身で好き好きアタックする様はほんとにかわいかった。同じくお札での封印が解かれたベートーベンと人体模型くんがやって来たのを見てわーっと手を振って、皆で手を繋いでくるくる回るシーン見ながらわたし今超楽しい…って泣きました。そういえばトラベルモードでも楽しいことが嬉しくて毎公演泣いてたな…(両方コメディ)

道玄坂が自分に用意したと思い込んだプレゼントに飛びついて、ヤバい配色のレオタード姿でピルエットする雲ちゃん最高に綺麗だった。
あとジャンプしながら片足を打つ動き、ブリゼって言うんでしょうか、バレエについては明るくないのですがあの動きが大好きなのでお得だな〜と思いながら観てました(即物的感情)

エンディングでパンツをひらひら振りながら逃げるヒロインとそれを追う道玄坂を見上げて個室に帰るのが切ない。失恋を飲み込んで手を振る笑顔も素敵でした。

妖怪たちが元の場所に帰って行ったのが成仏だったのなら彼女たちは本懐を遂げたのかなあと思うのですが、その本懐が「みんなと楽しく遊びたい」だったらと考えてまた泣いてしまった。

 

乱世に舞い降りた転校生
豪徳寺


定時制の、カッカッと黒板に豪徳寺が自分の名前をチョークで書く音の響きに狂乱 Hey Kids!!の前奏が繋がるの本当に大好き。元々アニメのオープニング曲らしいんですがこれから始まるぞって予感を盛り上げてくれる最高のチョイス。ここでキャラクターの紹介が入って1人ずつ、あるいはグループになってダンスしてくれるのも楽しかった〜!

定時制豪徳寺のあの嫌味のなさはなんなんだろう。ライバルであり一応悪役のはずなんですが。気障で気取り屋で椅子の背もたれの上に座って脚を組むような子なのに、なんか良いやつそうに見える…。
腕に絡みつく小春ちゃんを振り解くときの表情がゾッとするほど冷たいらしいんですが、そこを差し引いても良いやつそう。

逆に全日制の豪徳寺は結構嫌味で性格が悪そうに見えました。ツイッターにも書きましたが定時制は金持ちの家庭でのほほんと愛されて育てられてて、全日制は金持ちの家庭で競争を植え付けられながら育てられたイメージ。

定時制豪徳寺のテーマ(?)が君は薔薇より美しいなんですが、変わった〜♪の部分で毎回手品でいろんなものを変化させてくれるの嬉しくて大沸きしてしまった。大夏姐さんのマイクから変わったソフトクリームを美味しい!って食べる淵上と一口も貰えなくて指咥える江夏(186cm)かわいかったな…。

散々大暴れしたあと優雅に自分の席でカンパイ❤︎ってコップを向けてくるのも、ヒロインに張り手されたあとパンツを見たことで恋に落ちた豪徳寺が壊れたように「愛してもいいかい」(♪Vanilla)と連呼するのも良いやつそうと思った一因かも。

正体を明かした孔雀丸をぶん殴ったあと、ゾンビと化した生徒たちから自分を助けてくれた道玄坂に生徒会長のタスキを譲るのが格好いい。じゃんけんで道玄坂が勝利したときは彼はきっと自分の敗北を認められてなかったと思うんですよね。孔雀丸を制したのは自分なんだからそのままタスキを奪ってもまあ構わないじゃないですか。その時点で生徒会長の権利は孔雀丸に移行してたわけだし。でもそうしない高潔さと、人としての敗北を認められるところが好き。


全日制と定時制で大きく違い、意味合いがいちばん変わって来るのがラストシーンじゃないでしょうか。

道玄坂の項で軽く触れたのですが、ぶん殴られた弾みで高台から落ちた満身創痍の孔雀丸が皆に荷物持ちをさせられて(あんな変態行為がその程度で許してもらえるんだから安いと思う)、躓いた拍子にぶち撒けた鞄を拾ってもらうシーン。

定時制では道玄坂が、全日制では豪徳寺が拾うのですが*6定時制道玄坂の優しさを暖かく示すシーンになっているのに対し、全日制では豪徳寺がちょっと嫌なやつに見える分、豪徳寺道玄坂たちの仲間になったのが打ち出されたシーンになっているのかなと思いました。バージョンが違うからこその広げ方に見えて、どちらも好きです。


豪徳寺が自分の集めた票をヒロインに見せびらかすところ、自分よりも票が少ない道玄坂について言わないのも好きだったな。

じゃんけんの歌で道玄坂に力尽くで集めた票でいいのかって言われてるけど、特に定時制豪徳寺さんマジリスペクトっす!って人たちに囲まれてるからあんまり力尽く感なくてあれ?と思いました。江夏とかじゃんけんに負けて超悔しがってたし。道玄坂にはそう見えるって話なのかも。何にせよ皆最後には仲良くなっててよかった。

 


以上登場人物についてでした。そんな登場人物についてのアンケートを友人がしているので、ご覧になった方は是非(このブログの内容をアンケートのコメント欄に持ち出すのはおやめください)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf9xZWs5796OEBMzvQ0HbPyFV6pPVqnsSLBruwQgGoWDnlrHg/viewform


かなり書き殴ってしまったけど絶対あれ書いておけば良かった!って後々思うんだろうな…。
記憶違いの部分もあるかと思いますが書き上げるのに時間がかかってしまったのでご容赦ください。

8日かけて現時点で15000字弱書いたものの、あの楽しさは絶対現場でないと味わえないものだと強く感じます。

ノンバーバルだからこそ言葉では表しきれない部分が大きくて、それでもなんとか表そうとしたのはあの作品が自分にとって、敵わない存在であってほしいからかもしれません。

エンターテイメントの光という光を集めた結晶のような舞台でした。何万回でも言いますが本当に楽しかった!!なんかもっと言いたいことあったはずだけど結局はこれに尽きます!!

手前味噌で恐縮ですがこの超ピカイチ!をお勧めしまくってたらいろんな人が観に行ってくれて、皆が楽しかったって言ってくれるのもすごく嬉しかった。あと皆プレイリスト作っててわかる〜と思いました。

観ないと損をするとは言えないけど観たら確実に豊かになる、そんな素敵な作品でした。こんな拙文じゃとても伝えきれない楽しさがある。実際の舞台はこの文章から読み取れるであろう500倍は面白くて楽しいです。今回観た方も観られなかった方も、次はお手手繋いで100連番しましょうね。


ところで梅棒さ〜〜ん!!次の公演に雷太さんと山﨑さん出してくださ〜〜〜い!!!!(我欲100%)(言ったもん勝ち)

*1:妙に可笑しくて好きなシーンの1つです

*2:楽器に詳しくなさすぎて種類が何なのか判らなかった。弓を使ってなかったことだけは判る

*3:しかも着る。サイズは?

*4:ご本人のブログ曰く「タトゥーのつもり」

*5:というかマルコさんが規格外なんだと思う

*6:定時制豪徳寺も拾おうとはしてた